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2005-6年度ニュースバスケット

RI第2500地区第6分区 05~06IM REPORT シンポジウム

2006 年 3 月 18 日

シンポジウム15:40~16:40
司会 お待たせを致しました。それではシンポジウムを開催いたします。テーマは『ロータリーの職業奉仕とは』ということで予定しております。それではコーディネーターをお願いしております道下パストガバナーどうぞよろしくお願い致します。

道下 道下でございます。家内補佐は人使いが非常に荒くて、あんた職業奉仕やってくれよ。私は司会位やってくれるのかと思ったら、私はフロアから見てるからと言う位のことになってしまったんであります。私それじゃ1時間持たせて頂きます。パネラーの方々ご紹介致します。向こうから遠藤会員ですか、遠藤さんですね。どうぞお立ちになって下さい。遠藤会員です、どうぞ。それから高田会員です。それから古田さんです。それから石岡さん。倉野さん。何か古いのと新しいのと別れたようです。あのー石岡さん、倉野さんに初めから振るというのは非常に気の毒だと思いますのでこちらの方からさせて頂きますが、私去年の地区大会で職業奉仕を合田ガバナーにやれと言われて、そして1時間お話致しましたんで、地区大会の報告書が行くと職業奉仕の歴史、そいうものは随分わかると思いますので今日は簡単に前段をお話させて頂きます。先程の金子先生のお話の中に経営者の心構えというよりもロータリアンは何をすべきなのか、そして特にロータリーのリーダーというのは何を考えなければならないかということも私勉強させて頂きました。現在ロータリーは危機に直面しております。その危機の1つは何かと言いますと会員の減少であります。世界で120万を切ってまいりました。日本では10万を切るのはもう直ぐだろう、そう言われております。それから今年に入って東北では2つのクラブが消えました。日本の著名なロータリー学者が2020年、さっき金子先生も2020年と言われましたが、2020年には今のまんまのロータリーなら恐らく潰れているかも知れないという非常にショッキングな話をこの間私は聞いたんであります。2つ目は何か。決して会員の増強、ロータリーの衰退は不況だけのせいではない。ロータリーが魅力を失ってきた。そしてロータリーが哲学を失ってきた。そういうことを言っている人もいるわけであります。そしてロータリーがわからぬ会員も出てきた。その中からガバナーが出てきた。今年の国際協議会である地区のガバナーが私はIMにだけ出る。それが公式訪問でガバナーの任務だということを言って会場から大変なブーイングを受けたということを言っております。そういうふうに非常にロータリーが今衰退してきている。それは一体何なのかということを考えてみたいと思います。金子先生が仰ったように最近の政治の不安定に始まる社会道徳の頽廃、そして職業人の倫理の頽廃ぶりはアメリカでも日本でも同じであります。アメリカでは通信大手のワールドコム、エネルギー大手のエンロンの粉飾会計がありました。そして市民は莫大な被害を被ったのであります。日本でも三菱自動車、更に山一証券、北海道でも拓銀が潰れました。世界のブランドであった雪印も倒産に追い込まれました。日本ハムの製品が一時全国のスーパーから消えたんであります。ライブドアの問題、ホリエモン、それから姉歯建築士の問題。北海道でも浅沼建築士といろんな不祥事が続いているんであります。私はテレビに向かって、そして頭を下げている経営者の胸にロータリーのバッチが光っていたということを非常に残念に思っているわけでありますが、あの中で一人でもロータリーで言う職業奉仕、理解しそして私たちがかつて勉強した大連宣言の第1条だけでも頭の中に入れているならば会社の名前を消すことはなかったんだろうと思います。

今資料としていろんなものが消えておりますが大連宣言の第1条というのは私は非常に大事なそして私の好きなロータリー閑談であります。すべからく事業の人たるに先立ちて道義の人たるべし、蓋し事業の経営に全力を傾倒するは、因って世を益せんが為なり。ゆえに吾人は道義を無視して、所謂事業の成功を獲んとする者に与せずという大連宣言の第1条はロータリーを語りそして職業奉仕を遺憾なく私は物語っている言葉だと思っているんでありますが、これも既にロータリアンの頭の中から消えているんであります。ロータリー運動とは何でしょう。倫理運動なんであります。ロータリーのロータリーたる所以は職業奉仕の実践にあると言われています。そしてロータリアンの職業奉仕は例会出席が大前提なんであります。ポール・ハリスは一定の地域からあらゆる業種から一人の良質の会員を選んで例会を通じて各々の人格の更に向上させその意欲をもって地域の人達の意識改革にまで及ぼそう。そんなバランスの取れた社交クラブを彼は作ろうとしたんであります。そしてそれに一番影響を与えれるのは自分の職業だということを常に彼は言っていたんであります。その後シェルドンのHe profits most who serves best コリンズのserves not selfが発表されました。そしてロータリーの標語として採用され、ずーっと我々の頭の中にあったわけでありますが、この2つとも何れも資本主義社会の中で私たちは自分の職業を通じて勝利をしていく一つの前提であったということを物語っているわけであります。そしてロータリーの綱領は、今の綱領というのは53年変わっておりません。ということはロータリーの倫理運動だということを物語っていると私は思っております。そしてそれを具体的に展開してきたのは何かと言いますと11箇条の道徳律なんであります。これも消えております。もし必要であれば事務所から貰って下さい。ロータリー綱領を具体的にどう展開していくかというのは11条の道徳律、そして常にIGFの話題はそこにあったわけであります。しかしそれも消えました。長い間ロータリー運動の核であった11箇条の道徳律というのは非常に懐かしいものであったんであります。そして更に先程私が第1条だけ申し上げましたが、戦前のロータリアンの職業奉仕のバックボーンとして大連宣言があったんであります。ロータリー運動とは倫理運動である。それは皆さん何れもおわか
それから更にそれをもう一つ言い換えるならば誠実と信頼、そんな言葉で職業奉仕は物語ることができるんだと思います。そのビチャイ会長の後ジョナサン会長、さらにエステス会長、職業倫理を強調されました。そして今年度のステンハマー会長はロータリーにこれ以上のテーマはない。彼はService Above Selfを提唱しております。合田ガバナーも百年を礎に原点に戻ってもう一度ロータリーを語ろうじゃないかと。そしてそれは職業奉仕であるということを私たちに年度当初に強調されました。そしてガバナー補佐の人達にその趣旨を要請されました。いままでの7と8とが終わっておりますが、7と8も合田ガバナーの意思を尊重してロータリーを真剣に語ってきております。この6分区も家内補佐、ロータリーの原点、職業奉仕をテーマに取り上げられました。少ない時間ですがパネラー5人の方々と又フロアーの皆様方とロータリー職業奉仕とは何か、ロータリーとはどんなものなのかということを語り合っていきたいと思うんであります。私は5人のパネラーと打ち合せをしておりません。打ち合わせをして方向づけをすると一つの方向に向かってパネラー5人みんなで同じ方向を話そうということになって非常に興味を削ぐと思いますので私はロータリーというのは100人いたら100人のロータリーがあって結構だと思うんであります。従って5人のパネラーの方々にそれぞれロータリー観はそして職業奉仕とは何かということを語って貰おうと思います。右側の方は石原君と倉野さんは非常にまだロータリー歴短いわけですから、彼から振っていくと非常に気の毒だと思いますので、ロータリー歴の古い方からロータリー観そして職業奉仕を聞いていこうと思います。そんなことで先ず遠藤さん、お話をお願いしたいと思います。

遠藤 すいません、南ロータリークラブの遠藤と申します。どうぞよろしくお願い致します。私は南ロータリークラブに入会させて頂いてちょうど8年になります。その中で職業奉仕、今回2度目の委員長なんですけれども、全然わからないでやっております。中々職業奉仕って難しいんで、私が入会させて頂いた時に一番最初ロータリーってのは何をするクラブなのという話をした時に仕事を通した奉仕。そう言われました。仕事を通した奉仕って一体何をするんだろう。そうすると結局わからないまま入会したんですけれども今になっても思うのは職業奉仕がロータリーの基本でありながらよくわからない、まあ駄目な会員の一人です。ですから今回幹事の方からこの場に出て道下先生の話を聞いて良く理解しなさいということでこちらに出させて頂いたんだと思ってます。一番最初の職業奉仕の委員長に就いた時に職業奉仕というのは4つのテストと優れた職業人の表彰、これが主な仕事だと言われてやっておりました。4つのテストって、私ただ歌だと思ってたんです。ロータリーの中に歌だと思ってただ歌ってたんですけれども職業奉仕の役割で4つのテストの意味があるんだよということを教えて頂き、完全には理解できてないんですけれども少しずつ考えながら何かする時には4つのテストを思い出してやっていきなさいということを教えて頂いた状態です。今回の委員長の時には全体的にそうなんですけれども優れた職業人の表彰ということで、今回南クラブではAFSという海外からの留学生を受け入れる、そういうボランティアの団体があります、そちらの事務局長を永年務められた馬場さんという方の表彰をさせて頂いたんですけれども、私も地元にいながらそういう会があるっていうのは全く知りませんでした。

で、いろんな学校にコンタクトを取ったりとか留学生の受け入れだとか、そういうものを一生懸命やってる事務局の馬場さんのお話を聞かせて頂いて、こういうやっぱり奉仕の仕方ってあるんだなと。中々奉仕っていうのは幅広くて、先程の金子先生のお話でも神社の境内の掃除しても奉仕だよと。だから何をしていいのか私もうわからない中で結果的には私なりに考えたことは皆さんと仲良くして頂いていろんなことを教えて頂きながら自分を磨いていって、で仕事に生かしていって、仕事を儲けてと言ったら変ですけれども、儲けさせて頂いてその中でいろんな寄付とかそういう奉仕もありますし直接自分が携わる奉仕もあるし、そういうような感じでいいのかなと自分なりにはそう思ってやっているんですけど、まだまだ全然わからないような状態でやっております。ですからこの場で職業奉仕についてと言われても私も中々答えが出せないんですけれども少しずつロータリーで皆さんに教えて頂きながら奉仕活動というそのものも考えながら活動させて行きたいと思っております。以上です。

道下 ありがとうございました。続いて高田さん、一つお願い致します。

高田 帯広東ロータリーの高田と申します。私はもう10年を超えるわけなんですが、こういう所へ出て話すとなると非常に恥ずかしいというか、レベルの低いことを言ったり、まあおかしなことを言うかも知れないんでその辺はご容赦頂きたいなと思うんですが。ここ、あのー、ここに座ってみると非常にやはりさっき金子先生言ってたように暑いんですよね。緊張してるもんですからちょっとこう大変な状態になってるなと。ある程度ご容赦願って聞いて頂きたいなと思います。10年在籍していましても例えば職業奉仕とかっていう単語は知っていましたけど、このことに対して話したことってあんまりありません。それで何となく普通に考えれば職業奉仕というのは無償で自分の仕事を通じてサービスするとかそんなことかなと。例えば塗装組合さんが動物園の屋根を塗ったとかラーメン屋さんが老人ホームか何かで無償でラーメンを作ったとか、その辺のレベルかなっていうような位しかなかったんです。先程の金子先生の話聞くと、こうやって地域を通してリーダーシップを取りながら長い10年20年先を見つめて、で職業を通じて貢献していくという、こういう大きな考え方の奉仕という形があるんだということを意識してやって行かなければ駄目なんだろうと。仕事っていうのは利益を得るために目の前ではそういう考えてやっているんでしょうけれども、結局それは職業倫理という中で照らして正当に生業としてしていく場合にそれが職業奉仕になるんだということらしいので、その辺のことをそうだというふうに意識してやらなければきっと駄目なんだろうなと。そういうふうに感じてはいます。あんまり知識がないものですから私来る前にインターネットで奉仕っていうのは一体何なんだろうということでちょっと引っ張りだしてみたんですけれどもこういうふうに書いてあるんですよ。神仏主君師、恩師ですね、等に謹んで仕える。2つ目は利害を離れて国家や社会などのために尽くす。社会に尽くすと。それから3つ目として商人が品物を安く売ること。このように書いてあるんです。決して無償ではないんですよね。で、もう一つちょっと気になったのはボランティアという言葉、これ横文字ですけれども、これも出してみたんですが、これの場合はこういうふうに書いてありますね。志願者の意味、自主的に社会事業などに参加し無償の奉仕活動をする人。こういうふうに書いてあるんです。家内補佐から貰った書類がありまして、これ難しくて中々理解が大変なんですが、奉仕っていうものの、職業奉仕というものの中には自分の生活、利益を得て自分の生活を確保するというのは正当な目的として入ってるんです。2つ目に自分の仕事を通じて社会との関連性を持つと。ちゃんとした社会組織の中に関連性を持ちながら影響を与えて共に生きていくと。3つ目としては例えば専門職、その人の高い技術、能力、スキルみたいなものを追求していく。例えば教育者とかお医者さんとかおられますけれども、利益目標ということではなくて能力を中心に社会に高度なレベルで参加していくと。こういうことが書いてありました。

凡そ我々が普段必要としている衣食住、そういったもので必要なものというのは全部職業奉仕によって得られると。だから結局我々は補完し合って、生きていくためには職業というものが必要で、例えば私の職業以外に例えば沢山の職業があると。普通に生きていくためには当然衣食住必要で、全部自分が生産することはできない。で何かの分野で自分が力を発揮して社会に食い込めばそれが全体が回って活動されていくと。こういう考え方の中で、例えば今ちょっと話出ましたけど4つのテスト、職業倫理ということで唱われてますけれどもこれは私もロータリー入った時に、ああこれは偉いいい事言ってるなあっていうふうに感銘を受けました。ただ正面からあれ読むと非常に恥ずかしかったり後ろめたかったりするような分もちょっと感じますけれども、あれは中々やっぱり職業倫理というよりも人としてのあり方みたいなこと言ってる部分あるかなと。全てに通用するんじゃないかなという、いい言葉だなっていう。あれ先輩に覚える時にしみこみって覚えなさいって言われたんですけれども、中々一つ一つ、頭一文字ずつ取るとそういうふうになるんですよ。それを頭に浮かべると全文が出てきます。覚えるんであればそういう覚え方がいいようです。何か言ってることがバラバラになってお聞きにくいとは思うんですが、取り敢えずこれからさっき金子先生のお話にあったように、大きな意味での社会奉仕というのを意識した中で考えていけば頭の中で又進んで行くんじゃないかなというふうに考えております。ちょっとしり切れとんぼですけれどよろしいでしょうか。

道下 又あとで又追加して下さい。次古田さんにお願いするわけですけれども、古田さんは西クラブで職業奉仕を考える、非常に最近地区或いは分区、そしてクラブで滅多にやっていない職業奉仕非常に熱心に取り組んでおられます。そして古田さんの私は書いたのを読ませて頂いたんですが我々の職業というのは利益、自分の生活に関わってくるものであるしかし経済行為である以上、その底にですね、私が先程言いましたような倫理性だとか道徳性だとか、又公平性だとかというものを入れていくということは非常に難しい問題である。ロータリーはそれをやれと言っている。非常に古田さんが考えておられる職業奉仕というものはそこに問題があると思うんでありますが、その当たりのことを含めて古田さんお願い致します。どうぞ。

古田 帯広西ロータリークラブの古田でございます。先ずはですね、昨年実はこのIMは私どもの西クラブが担当させて頂きまして、昨年も道下パストガバナーに卓話を頂戴致しました。私その時総合司会をさせて頂きまして舞台の袖でただただひたすら感銘を受けてお話を聞いていたのが、まさか1年経ってその隣に座ってるなどとは想像もしませんでしたので今日は大変緊張してここの場に座らせて頂いております。今大変お褒めの言葉を頂いたのですが、この事業というのは職業奉仕を考えるという事業で、会員の方々にお願いをしまして約4分の1位の会員の方々にあなたの考える職業奉仕というのはどういうものですかということについてリレー寄稿をして頂きました。これはそもそも何でこういうことをしたかと言うと、私自身が職業奉仕というものについて非常に迷いがあったからであります。私は入会7年目なんですが実は今年初めて職業奉仕委員長を拝命するまで、こういう場に立って大変非常に恥ずかしいんですけれども職業奉仕というものについて突き詰めて考えるということは殆どございませんでした。勿論職業奉仕というものがロータリーをロータリーたらしめている原理原則であるよということはクラブの先輩や色々な教えの中から色々ご教授を頂いてたんですが、じゃあそれが一体自分にとってどういう奉仕なんだろう、どういうものなんだろうかということはついぞ考えることがなかったわけです。

で、私としてはじゃあみんなクラブのメンバーの方々はそれじゃあ職業奉仕についてどういう視点を持ってらっしゃるんだろうということについて改めてここで問い直すことが、逆に言えば私自身に取ってのヒントにもなるし、又それを読んで頂くクラブのメンバーの方々に取っても職業奉仕の新しいあり方というかあり方を学ぶチャンスになるんではないかと考えたわけであります。私この事業をやってみて16名の方に文書をお寄せ頂いたんですが、その時一番強く感じたのは先程道下パストガバナーがロータリーは100人いれば100通りのロータリーがあってもいいんだという、そういうお話をされましたが、私もひょっとすると、これは誤解を恐れず一回考えてみる、議論をしてみる、見つめてみるということが私自身は今職業奉仕というものを考えるについては一番大事なのではないかというふうに考えております。そういう意味においてここ数年西クラブでは丁度2年位前になりますか、1年間の職業奉仕の担当例会を全部使いまして職業奉仕に対するアンケートを取って、そのアンケート結果をベースにグループディスカッションやそれに関わる卓話をお願いするといったような1年間を通じて職業奉仕は一体どうなのということについての理解を深める事業をしてまいりました。
今回私がさせて頂いた職業奉仕を考えるというリレー寄稿もそうした内なる問いかけというか、そういうことを意識したものであるというふうに思います。まあ何をするのかが大事でないと言い切るのは私も大変自信がないのですが、しかしやっぱり職業奉仕というものが私たちの原理原則である以上先ず自分の中にそのことを問うということが先ずスタートとしては大事だし、そのことがひょっとすると私たち自身も忘れかけてるのではないのかなという、そういう思いがございます。以上です。
道下 ありがとうございました。あの、又古田さんには後で編集に預かった時の各人の職業奉仕観というものを読まれてどう捉えられたか、もう一回後でお話を聞こうと思います。職業奉仕というはですね、あのーケラーっていう会長が87年に誕生したんですが、彼はですね理事会で過去40年間全く職業奉仕を語られることはなかった。彼は職業奉仕委員会を立ち上げたんであります。そしてそこで出てきたのが職業奉仕に関する声明であります。手続要覧に今載っております。しかしこれは非常に不評でありまして我々は職業奉仕というのは個人がやるものである。そう教えられてきました。しかしこの声明の中ではクラブもやれる。何ができるの。職業の斡旋、紹介。それでは職業安定所ではないかという非常にブーイングが起きたんであります。その時に出てきた答申の最後の所にHe profits most who serves bestは将来消えるであろうということも答申されました。そのRIはその不評に応えて89年に宣言を出したんであります。職業奉仕宣言。今この2つとも載っておりますが、手続要覧の中で非常にその宣言の方はですね、道徳律の流れを汲む内容は非常に立派ですが、皆さん今頭の中にあるでしょうか。恐らくこれはIGFがIMになって殆どこの宣言は語られることもなく今過ぎてあるんであります。どうぞこの宣言をもう一度お読みになって頂きたい。そう思います。そして4つのテストっていうのが職業奉仕の原点のように今本にも載っておりますし、識者も言っております。しかし4つのテストというのは現行に照らしての手法であって、テーラーのその弁護士はもし私にこれを守れといったら私は飢え死にするであろうという位厳しいものであります。従って現行に照らしての手法で決して4つのテストは実践に適したものとはいえないということを言ってる人もいるんであります。従って私たちが今守らなければならないのは何かといいますとポール・ハリスが言った初めの職業奉仕の原点、そして今最後に出てきている職業宣言当たりに私たちの職業奉仕観をそこにもっていくならばと思いますし、古田会員が今言われました職業というのは我々の生活がかかっている。しかしその中にロータリーが言う道徳性とか倫理性とか公平性とかっていうものをどう入れていくかという所に古田会員は私たちに問いかけているんだろうと思うんであります。もう一度古田さんに後でその感想、編集後記、何人もの人た
で、新しい会員の方に行きます。今ですね、先程私がロータリーの危機と申し上げましたが、会員の減少、その中にですね、非常にかつては入会に関して私たちは非常に厳格な審査を受けました。古い私たちの先輩達は14段階の選考を受けたんであります。そしてロータリーの魅力、先程申し上げましたが魅力は何であったのかと言いますと、1業種一人の会員制であるということと、非常にテリトリーが厳格な中から選ばれた。そして例会出席の義務が一つあったんであります。そういう厳格な中で事前の教育も非常に職業奉仕、情報委員長と会長とで何回も来てロータリーを説明し、そしてロータリーのメリット、デメリット、そんなことも全部話した上で私たちは納得してバッチを付けた。いわゆる私たちロータリーというのはステータスであった。入れて頂いたロータリーであったんであります。ところが今は85年のポリオ・プライ以来、ロータリー財団の肥大化に伴って人集めと金集めが非常にロータリーの本筋のようになってまいりました。従って今は入って頂いたロータリーに変わってきたところにロータリーの衰退があると思うんであります。先日3年未満の会員と会話を致しました。あなたの入会の動機は何ですか。道路で先輩に会いました。先輩に飯を食いに行こうと言われました。私はどこのレストランで何をご馳走してくれるのかなと思って行きました。ロータリーの例会場でした。確かに食事はご馳走になりました。終わったら会長、幹事、先輩と入会を勧められました。私は入会せざるを得なかった。しかし3年あなたは良くバッチを付けていてくれましたねということで彼に激励を与えそして尚バッチを持ち続けていて欲しいということを言ったんでありますが、そのような非常に最近のロータリーの入会というのは昔に比べますと入って頂いたという意識が抜けない。従って退会者も続出いたしますしロータリーを論議する場も全くなくなってまいりました。
かつてはIGFで朝から晩まで4大奉仕をやっていたんであります。この6分区の歴史を読みますとある日は田中弘デーであったと。ある時は新津会員の日であったと。朝から晩まで田中弘のロータリーを聞いたと。それから亡くなりました彼の新津でしたか、ロータリーを朝から晩まで聞いたと。そんなようなことが記録として残っておりますが、そのようロータリーを知る先輩たちは私たちのロータリーを朝から晩まで説いてくれたんであります。そんなようなことが先ずなくなって来ておりますが、新しいそれじゃあ石原会員はどう捉えているか、石原君からひとつお願い致します、石岡君からひとつお願い致します。
石岡 はい、帯広北ロータリーに入会させて頂いた石岡でございます。入会してまだ1年余りなんですけれども、本年度合田ガバナーのサポートとして運転手もさせて頂いております。私が本当に職業奉仕って不勉強で良くわかってないんですけども、最初に思っていたイメージは先程高田さんも言っておられましたけれども何か自分の職業で何かボランティア的なことをするのかなーっていうイメージは持ってました。歯科医の方がどこか海外に行ってそういうボランティアをしたり、そういうイメージを持ってたんで、自分は時計とか眼鏡があるんでどんなボランティアとかできるのかなと思ってたけど、先輩に聞いたらそうじゃないって言うんですよね。そういうことではなくてもっとそんな難しく考えないで自分のできることを一生懸命やることが職業奉仕だよというように先輩には教えられた記憶があります。本年度合田ガバナーの輩出クラブとして百周年の歴史とか色々北ロータリーでは勉強させて頂きました。それで設立当初の目的ですね、ポール・ハリスさん。最初親睦ということ、プラスその次に物質的相互扶助と。この辺も勉強させて頂きました。それが後に精神的な相互扶助になり今の職業奉仕という流れになっているということも伺いました。それで最初物質的相互扶助ということだったんで、私もロータリー内でお互いに商売をすればいいんじゃないかなと、そういうふうにも思いまして先輩に聞いたところ、あ、それは構わないよと。メンバー同士そういう仕事をすることは全然構わないよとは言われました。ただそれがイコール職業奉仕ではないよということも言われました。内に対するものはゼロではないけれども今の自分の持ってる職業をもって外に対して、自分の普通のお客様に対して精一杯仕事をすることが職業奉仕につながるというふうに聞いた覚えがあります。先週もガバナーと同行いたしまして紋別の方の地区のセミナーとか弟子屈のIMの方にも参加させて頂きました。そこでもやはり職業奉仕ということは熱く語られてまして、道下パストガバナーの方からも今言われましたけれども職業奉仕イコール職業倫理ということは今強く感じております。いろんな企業の今不誠実なことがたくさん出てますけれども、やっぱり倫理がおかしくなってると。この辺は本当に強く感じておりますし、今私ができることは自分の企業をどうそういう職業奉仕、ロータリーの職業奉仕と言われるいい企業、倫理観のある企業にしていかなければならないなと、この辺は本当先輩にも教えて貰いながらまだ本当に未熟なんですけれども、今私が思ってる職業奉仕というのはそういう感じであります。

道下 はい、ありがとうございます。新人としてロータリーをどう考えているか、非常に明快にお答えいただきましてありがとうございました。今先輩3人がロータリーを語っておりますし職業奉仕を語っております。又後でもって足りないところがあったら足してください。それじゃ一つお願い致します。

倉野 皆さん今日は、帯広ロータリークラブの倉野と申します。昨年の7月に入会させて頂きましてまだ8カ月しか経っておらずロータリアン、ロータリー、色々書物や何かもひもといて見るんですけれどもまだ深く理解するところまでには中々ちょっと行っておりません。それで今回帯広のクラブの幹事にちょっと騙されまして、ちょっと何か質問すればいいよというようなことでですね言われておりましたんで、このように壇上に上がっていうことはちょっと殆ど考えていませんでしたのでどのように皆さんにこのテーマについてお話すればいいかなということで非常に緊張しておりまして頭が真っ白になっておりまして、頭が真っ白になってるんですけれども、白くなる髪も大分薄くなってきておりますけれども、自分ですねのここであのー、実は今までずっとお話を聞いてきた時に4つのテストというのがキーワードとして出ているように私は受けております。実は私自身入会して8カ月ということなんですけれども、実は10年位前にですね、ある社長さんのお部屋を訪問した時にこの4つのテストというのが壁に大きく張られていたわけです。やあ凄くいい言葉が書いてあるなあ。正にこの理念を持って進んで行けばきっと道逸れることなく一つの指針として見れるんじゃないかなという思いでその4つのテストを見させて頂いておりました。現在ですね、私はNPO法人という所と言いますか、を立ち上げまして高齢者福祉の仕事をしております。道下先生は医療方面なんですけれども私は福祉方面ということで、この職業奉仕、奉仕という考え方からしますと、すごくお蔭様でやりやすい立場の所にいながら環境に置かさせて頂いているのかなという気がします。ただこの福祉の世界もまだ入って、足を踏み入れてからまだ2年しか経っておりません。それまでは普通の会社員をしていたり、創業して小さな会社を立ち上げたりということでやってきておりましたけれども、とにかくこの職業奉仕というのを聞いた時に自分が何を今まで考えてやってきたのかなということを思い起こした時に、とにかく自分の企業、仕事、これを誠実にやっていくこと。それイコール地域の、きっとためになるんだろうと。だから私が例えば今やっている仕事を起こしていなければきっと困っている人がいるんだろうな。そういう思いで仕事を立ち上げながらやってきておりまして、それが最終的に煮詰まった段階でNPO法人と。正に奉仕に近いような形で創業することができております。運営段階は非常に厳しくてスタッフ、自分も含めてスタッフがきちっと生活をしていくような状況までにはまだまだ基盤が緩いわけですけど、ここでいろんなロータリーのロータリアンと出会っていろんなアドバイスを貰って、そして自分に発見できなかったことを助けて貰いながら、そして一つ一つ育っていけれるようになっていきたいな。それで自分に力が付いたときに又自分の後から入ってくる後輩たち、そういった人方に又そういった事柄を説いていくようなことができるのではないかなあと。
そんなふうに考えております。ただこの4つのテストを実際に考えて進んでいるわけですけど、ここに国際ロータリーのテーマの超我の奉仕というのがどーんと大きく一番トップに掲げられているわけですけれども、そこと自分のこういった考えをどう結び付けていけばいいのかなというところで新人会員としては日々頭を悩ませているといったことろです。何か自分の紹介ばっかりしたような恰好なんですけれども、こういったところで一つお願い致します。
道下 はい、非常に貴重なご意見ありがとうございました。4つのテストと自分の仕事。そこにどう結び付けていくか。あの、良く新しい会員の人達と話しますと、職業奉仕とそれから社会奉仕の、さっき遠藤会員もちょっと言いましたが、区別がどこにあるか。わかりやすい例で話してくれということで話したこともありますが、タクシーの運転手が先ずドアを開けて私たちに何処へ行きますかって言った時に、そこの目的地まで安全に連れていくのが先ず彼の職業奉仕だ。そしてもう一つ考えれば車内を良く奇麗にしておく。煙草の匂いなどさせておかない。それが彼の職業奉仕であって、彼が帰りに道に迷っている老婆を乗っけてその老婆の家まで届けた。しかしそれは彼の職業奉仕ではなくてそれは社会奉仕だというようなことも私たち習ったことがあります。又中山という食道外科で有名な先生がいたんであります。千葉医大であります。彼の所にはしょっちゅう外国からも医者が来て食道外科の彼の手技を見学する、教えてもらうということがずーっと続いていたんであります。彼は全く隠すことなく彼の技術を全部の医者に伝えたんであります。そして彼が言ったことは何か。私は一生かかって食道手術をやる人数は決まっている。しかし私は多くの医者を育てることで世界中に私の何倍もの手術をできる医者を養成することができるだろうと。それが職業奉仕だと私たちは教えられたんであります。又関西に有名なお菓子屋がありました。そしてそこで作った饅頭はものすごく売れるんであります。ところが3時になると全く売り切れてしまう。それで友達たちが勿体ない、お前作れば作るだけ売れるんだから作れよ。彼は何て言ったかといいますと作れば作る程売れる、しかし多く作ればその中にミスが必ず出てくる。それは私にとっては耐えられない。私の作っている饅頭は皆さんに喜ばれ、そして皆さんにその何の疑いもなくあそこの饅頭は絶対うまい、そして安心できる、そんなことを植えつけるのが私の仕事だということを言っていたということを教えられたことがあります。そんなことで遠藤君もう足すことがあれば発言して下さい。

遠藤 あのー大変難しくて、何て答えたらいいかわからないんですけれども。

道下 そうですか。

遠藤 どうしても職業奉仕と社会奉仕と似た部分があってどこまでが、先程言われたように職業奉仕でどこからが社会奉仕かが。

道下 例えて言えば今言ったようなところだということを教えられたんです。先輩に。

遠藤 そういう点がすごく難しく感じております。

道下 ええ、あの、料金を得ることで、さっき古田さんが言った私たちは経済的に生活がかかっている。そこのところで何ができるかということが職業奉仕だということです。私たちがボランティアとかいろんなことでやるのは社会奉仕だという別な面なんですね。

遠藤 はい。

道下 そんなことで、高田さん、何か付け加えることあったらどうぞ。

高田 いやー、恐れ多くて付け加える程のはないんですけれども、今話ちょっと聞いてまして、我々職業してるということは例えば物とかサービスとかそういったものを提供して対価を受け取ると。当たり前の話なんですが、私なんかサービスの方なんですけれども何の仕事も競争相手がいますよね。サービスの質、内容、そういったものに対してお前の所がいいよというふうにお金を払って来てくれると。これは要するにそれだけの値段を出してもいいだけの値があるから買ってくれるんだと。その結果の売上げというのはまあある意味質とサービスといったものの、或いは取り組んだ姿勢に対する成績表みたいなものでこれが上がっていけば一つの又別な段階に行けるのかなと。これを考え方を変えてみると、この中に必要なものがさっき繰り返し出てくる4つのテストみたいな考えたが入っていれば更にそれが道が真っ直ぐ開けていくのかなと。要するにはっきりした形が社会の中で現れるんだなと。自分のやったことの結果というのが例えば売上げだとか利益だとか、不味いところがあればその分だけ減算されてしまうと。そういったこと。だからホリエモンじゃないですけれども隠してやって騙してもこれ結局騙し通した一生になればいいんですけれども、その確率はちょっと大変だろうと。であれば地道であってもまあ今言ったような職業倫理の問題を通して一生懸命本人は利益出すつもりで頑張ればそれでいいんだと思います。基本的には。ただ今言ったようなことは頭の中に置いていることが大事かなと、そんなことを今ちらっと考えたものですから。長くなって済みません。

道下 はいありがとうございます。古田さん、残り時間少なくなって来ましたが、職業奉仕を考えるというこの編集に当たってですね、多くの方々、例えば14の視点とかいろんなことでいろんな方々の職業奉仕観というものを総括してご覧になったと思いますが、それを総論的にまとめますとどうなりますか。

古田 えーと、総論する力はもう私には余りないんですが、感想ということで申し上げると、先程少し触れさせて頂いたように職業奉仕というのはロータリアンの数だけその姿がやっぱりあってもいいんだろうというのが私の今の、思い込みかも知れませんがそういう気持ちがあります。つまり何でその職業奉仕を表すのかが大事なのではなくて、そこに至るまでの自分の中のプロセスがロータリアン一人一人に問われているんではないかという、そういう思いです。私自身もそこに書いてありますように、例えば倫理性とか道徳性とか公平性とか公共性、これはまあ正直言って私はそういうものとはもう全く対局にある俗物の塊のような人間でありまして、どちらかと言ったらできるだけお金儲けもしたい、できるだけやりたくないことはやりたくない、そういう思いも片方でやっぱりあるわけです。しかしそういう今ある自分と理想とする自分とが2つあって、やっぱり生きるということはやっぱり自分が求めるものに向かって最後までやっぱり努力をし続けること。そのことについてやっぱり自分なりにそれを職業奉仕というものを鏡にしてそれを映してみるということ。そのことが結果的には色々な形で職業奉仕ということで社会に色々な影響与えるんではないのかなという気がします。つい先日私どもの例会ではビデオ例会というのをやりましてそこでYKKの創業者であられる吉田忠雄さんという方のビデオを会員の方に見て頂きました。これは大変ご高名な方なので皆さんご存じかと思うんですが、このYKKの吉田さんという方の経営理念というのは善の循環ということを仰っております。これは鉄鋼王のカーネギーの言葉らしいですけれども、これは偏に自分で利益を独占するんではなくてそれを多くの方に分かち合うことによって結果的には自分も又企業として人間としてそれから社員として成長できるという考え方だそうです。これはある意味先程道下パストガバナーが仰った最も奉仕する者、最も良く報われるという概念にも通ずるのかなというふうに思います。つまり自分に集約されるんではなくてもっと広く社会とか世の中を見ながら自分自身に問い掛けていくということ。そのことが職業奉仕になるのかなというふうには思います。

道下 ありがとうございました。