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帯広ロータリークラブ 会長方針 2022-2023

会長:竹川博之

グレート・リセット 未来へ!

2022-23年度  帯広RC会長  竹川 博之

 本年7月からの帯広クラブのスローガンは上記の様に致します。
グレート・リセットとは、簡単にいうと「帯広RCがより良くなり魅力あるクラブとなる様に、例会の運営のあり方、プログラムの内容、委員会活動、組織体制等、つまり奉仕の理念に集いし我等のあらゆるもの、仕組みを一度リセットしよう」という考え方です。

 コロナの感染は3年目を迎え、完全な克服にはもう少し時間が必要で、予断を許さない状況にあります。

 しかしながら、新型コロナウイルスの影響が、単に医療・医学の分野に止まるだけのものではなく、その長期化により社会経済活動に対し、多大なインパクトを与え、様々な問題が浮き彫りになり、多くのひずみが生じているのも事実です。

 ロータリー活動を通して、これらのひずみ、課題にも可能な限り向き合って、解決の糸口を見出すスタートの年にしたいと考えております。

 又、長い歴史を経て培われた古き良き伝統を継承し、守るべきものは守り、変えるべきものは変える勇気を持って活動して参りたいと存じます。

 1935年にスタートした我が帯広クラブも、10数年後には100周年を迎えます。2004年に会員数115名をピークとして、その後減少し、6月30日現在は80名です。

 時代の変化を見つめ、ロータリーの原点である奉仕の理念を真ん中に置き、そして学び、親睦と合わせて、クラブ活動が好回転、好循環する事を目指し、良好なクラブ環境の醸成に努めて参りたいと考えております。皆様方のご協力の程、宜しくお願い申し上げます。

 

■基本方針
  1. 論語(奉仕、理念等)とそろばん(現実、損得等)【持続可能性】
  2. グレート・リセット(原点、本質、目的)【コロナによる変化、直面する課題への対応】
  3. 担雪埋井(たんせつまいせい)【コツコツと、あきらめない、繰り返し】

 

■個別方針(ボランティアの原点:明るく、楽しく、元気よく!)
  1. 5大奉仕の中の中核 職業奉仕を再認識し、RC活動の生命維持装置をしっかり機能させる。
  2. プログラムのマンネリ化を避け、メンバーが興味を持ち、例会出席を楽しみとするものにする。例会を出会い、スタートの場とし、その後の連携(奉仕,ビジネス)につながるように工夫する。
  3. 会員増強は戦略的、継続的に行う。担当委員会だけに放任、放置はしない。ターゲットの人物の情報はデータベース化し、次年度以降につなげる。
  4. ロータリー活動において、他の委員会との連携を図る。
  5. 時代に取り残されないようICTの活用。
    • 対面とzoomの併用による例会の標準化。
    • タブレットの例会場での活用。など。
  6. 中長期戦略ビジョン委員会の設置(クラブのサスティナビリティを考える)
    • 今年度実施した新しい活動について評価し、取捨選択検討し、次年度以降継続するものを決定していく。
    • 10数年後の100周年に向け、帯広RCの総点検を行う。
    • クラブの組織風土改善に関する事。
    • その他。
  7. 新クラブの創設の検討(釧路北クラブ参考)
    帯広RCの子クラブとして(HD化)
    • ローターアクトクラブ
    • E-クラブ
    • OBクラブ 等の可能性調査
  8. 夜間の情報集会の変形として、メンバーから自社の論語とそろばん(持続可能性)についての卓話を頂く会を検討する。具体的には、自社の経営理念、モットーとその取組み、企業メセナ、損得だけではなく奉仕への取組み、更に個人的に職業を通しての奉仕への思い、活動を発表する。他のメンバーとの連携の可能性を探る。その後、飲み会へ行く。
  9. コロナの感染状況によって、例会のあり方のルール化。
    1年間例会は止めない方針。
  10. “奉仕、親睦、学び”の総点検
    • 奉仕のインパクトを広め、公共イメージの向上(マスコミの活用、新しいプロジェクト)
    • 親睦(夜間例会、同好会組織の拡充等)
    • 学び(RLIプログラムの実践、寺子屋の復活)

 

■人事・組織

多くの方々にRC活動に参加して頂くため、帯広RCの特性に鑑みて、以下の考えでおります。

  1. ロータリー経験の長さもさることながら、人生経験も考慮した人事にする。
  2. 出張などで例会出席率の低い方もいるが、ビジネス及び社会経験豊富な方に活動して頂く。
  3. 出先、転勤のある方についても、後任者との引継ぎを前提として委員長、副委員長に就任して頂く
  4. 副委員長は原則2人体制とする。

 

■ロータリーを取り巻く環境の変化と対応
  1. 人口減少→会員数の減少→会員増強
  2. 高齢化→クラブ活動活性化の必要,若手の活用(ローターアクトの取込み)
  3. 価値観の多様化→クラブ運営の変化
  4. IT技術の変化→オンラインの導入推進
  5. 多様性、公平性、inclusion(DEI)

(思いやりをもち、すべての人が尊重され重んじられる協力的・開放的、前向きで健全なクラブ環境を目指す)

 

変化、革新の必要性
(グレート・リセット 未来へ!)

■背景
A:「R1規定審議会の変遷」
  1. “2016”(クラブ運営に大幅な柔軟性の導入)
    • 例会の頻度、形式、出席に関する柔軟性
    • Eクラブの創設
    • ローターアクトの二重会員身分の承認
  2. “2019”
    • 出席メークアップの弾力化
    • 定款の文言の現代化
    • 会員増強のリソースの増加
    • 多様性の推進
    • 職業分類制限廃止
    • 少人数クラブ(6名未満)の終結
  3. “2022”
    • ローターアクターはいつでもRCへ出席可
    • 出席免除が理事会承認不要
    • クラブ定款の第三奉仕部門の文言の改定(積極的平和を目指す)
    • クラブの努力目標として多様性の他に公平性とインクルージョン(包摂性)が加わる

 

B:「ロータリーのビジョン声明」

“2017/6 R1承認”

(私達は世界で地域社会で持続可能な良い変化を生む為に人々が手を取り合って行動する世界を目指す)

(このビジョンを実現する為に戦略的な行動計画の策定が必要)

(ロータリーが時代に即した組織として更に発展し進化していく為の指針)

(戦略的な行動計画策定の為の4つの優先事項)(2018/6)(2019年度から5ヶ年計画)

  1. より大きなインパクトをもたらす(社会奉仕)
    • 地域の問題を効果的に解決する
    • 人と人とのつながりの重視
    • データ(エビデンス)に基づいて、行動する
    • 持続可能な解決の為ネットワークを駆使する
  2. 参加者の基盤を広げる(会員増強)
    • 奉仕の理想を共有し実践する人々を増やす
    • メンバーが互いに刺激し合い、インスピレーションを与え合う
    • 好ましいクラブ環境を創る(DEIを積極的に取組む)
  3. 参加者の積極的なかかわりを促す(クラブ環境)
    • ニーズを理解する
    • メンバーの存在が認められ、声が聞きとられる様にする
    • ロータリーで期待以上の経験ができる様に
    • 新鮮な面白さ、喜び、満足感を持ち続けてもらう
    • 個人的、職業的に意義ある体験をしてもらう
    • 今までのプログラムを厳しい目で見直し真に価値あるもの、満足感を充足するものであるか検証
    • 新しい事業プログラムを作り、参加意欲を高める
  4. 適応力を高める(クラブ環境)
    • ロータリーを強化し、末永く続く変化をもたらす新しい考え方アイデアを生むように取組む
    • 独創性があり、起業家精神にあふれ困難にくじけず前進する(前例がない。だからやる)
    • 革新性、持続可能性を追求し、コツコツと小さい事から土台づくりを着実に実践する
    • 組織、人事の見直しを行い、絶えず新しい場所、時間、やり方で例会を運営する
☆変えてはならない普遍的な価値
  • 親睦(生涯にわたる友情)
  • 高潔性(職業上の高い倫理性)
  • 多様性(様々な考え方をつなぐ)
  • 奉仕(5大奉仕の実践)
  • リーダーシップ(職業スキルを生かし、地域社会の問題に取り組む)