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2008-2009年度会長報告

第3140回例会 会長報告 平成20年12月10日

2008 年 12 月 18 日

曽我会長

 さて今日は、12月も10日になり1/3を経過しようとしています。来週の17日の夜間6:00からは、お楽しみの年末家族会が開催されます。親睦活動委員会が中心となり、かなり前より準備に余念がないようです。ありがとうございます。今回は特に手作りのパーティですので、ハプニングもあるかも知れませんが、それもまた楽しいと思います。

 一昨日の8日に東京に出張で行ってきました。曇天のせいか、駅で歩いている人も心なしか暗く、うつむいて歩いている人もいました。この経済状況かどうか分かりませんが、元気ないように見えました。私は、楽観的に考えるようにしています。人は案外、体のことでも悪いところを見て、例えば「自分は右手が不自由だから」と悪い右手にしか目がいかず、良い左手が自由に使えると思わないものです。同じように不景気だと、不景気の方にばかり気を取られています。景気のいい場所や相手も必ずあります。それが自由経済だから、面白いところだと思います。この不況は、自分を成長させて今後の勉強になると思うと、より勇気も湧いてきます。カラ元気でもいいのです、明るく前向きに前進しましょう。先には、必ずいいことがあると信じています。そうでないと、経営者などやってられません。

 最後に、仮に創業200年以上続いている企業を老舗とするならば、何と日本の老舗が1番多く、世界一というのを知りました。もちろん人口の多い少ないで判断が違いますが、日本は3,000社もあり、2位にはドイツの800社、3位はオランダで200社だそうです。国内の平和が長く続いたせいもあるでしょう。それと「勤勉」「正直」「倹約」「堪忍」「分限」を実践した企業が残っていると、ものの本に書いていました。これらは、世界に誇れることの一つでしょう。