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2001-2002年度会長報告

第2792回例会会長あいさつ 2001.8.8

2001 年 8 月 8 日

2005-6会長

 ロータリークラブ会員の減少傾向
 8月は会員増強月間です。現在、世界のロータリークラブ会員は118万人。ピーク時の1998年1月、121万5千人と比べますと3万5千人減っています。
 一方、日本では98年4月に13万1674人でしたが、今年4月で11万8988人と、12686人減っています。特にこの一年間で3609人が減少しました。会員の3%が減ったという大変な数です。世界の減少率の36%を日本が占めているのです。

 2500地区の会員数
 2500 地区につきましてはピークの96年11月、3401人から比べますと、今年6月末時点で3180人。221人の減少です。ただし去年は57人増加していますし、私たちの帯広ロータリークラブは92人が105人、20人新入会員、13人の純増。2500地区は帯広、釧路、旭川の大都市の踏ん張りで何とか減少を食い止めている状況です。

 会員増強
 国際ロータリー会長は、一度も新入会員のスポンサーをしていない会員が約9割いると指摘しています。国際ロータリーでは会員増強を各会員の責務とうたい、各ロータリーで毎月1人入会させ、年間で5人純増を達成してほしいとしております。国際ロータリー会長は7月末から南部7地区で会長訪問をしているようですが、特に若い人たちに入会を勧めてほしいと盛んに話されております。
 会員増強は、活動の強化、影響力の強化、また予算の増加のためにも重要です。それぞれの会員が意識をして入会を推進していただきたいと思います。

 地域の崩壊を防ぐ
 これまでもグローバル、ボーダーレス、IT化の中で、ユニクロに代表されるように、世界で安いものを生産して地域に持ってくる形が非常に増えていると話してきましたが、入ってくるだけではなく、流出が進んでいます。人材です。イチローが典型例ですが、坂本龍一ら芸術家、その他科学者を含めて日本の最優秀の人材がどんどん世界に出ているのです。理由は日本の、規制の強い官僚主義、集団主義、文化・芸術の軽視です。
 日本の社会のあり方が、世界から問われていると言えましょうし、地域も同様です。帯広・十勝地区圏も同じ姿勢を続けていくと、地域の崩壊につながると思います。重要なことは、ロータリーのクオリティオブライフ、高い水準の文化の維持、ボランティアという大きな目標をともにすることです。新入会の推進に全力を挙げ、我々と同じ志を持って地域社会の発展のために貢献していく輪を拡げましょう。