2004-2005年度会長報告
第2977例会 合田 修 会長報告
2005 年 6 月 15 日
６月も中盤を迎えまして、そろそろ今年度の総仕上げの時期となりました。今年度の最終クラブ協議会が今晩開催の予定となっておりますので、理事並びに各委員長さんにはご出席の程宜しくお願い致します。
先週から出席表彰が行なわれておりますが、今年は５３名という多くの会員の方々が対象となっております。この例会出席率ですが、最低でも６０％がロータリアンにとっての生命線である事は誰しも知る処でありますが、ロータリーの例会出席率は世の中で多くのクラブがある中で、他のクラブとは比較しようもない程高い数字となっております。日本ロータリーに於ける各クラブの出席統計は古くからとられていたと思われますが、日本と満州が同じ第７０地区に設定された昭和３年以来の記録として、米山梅吉初代ガバナーの第１号とされる月信の中から抜粋したものが本日配布した資料です。当時地区内には９つのクラブが所属しておりましたが、東京或いは大阪に１クラブしかない時代、即ちメイキャップが殆ど困難な時代に平均出席率７５.９４％という数字は驚異的な出席率であったと思います。
現在日本には３４の地区がありますが、平均出席率９０％を超えている地区が４つ、これは名古屋・京都・兵庫・福岡地区で、逆に僅かですが８０％を切っている地区が２つ、これは秋田と新潟地区となっておりまして、３４地区の平均は８５％という事になっておりますので、およそ８０％を切ると少々恥ずかしい思いをするのではないかと思います。当地区の出席率は今の処８２％と全国平均を下回っている中で、帯広ＲＣは伝統的に９０％台をキープしております。今年度も井上出席委員長始め委員会の皆様の呼び掛けにより後半挽回しつつありまして、何とかこの歴史を守ろうと力を入れている処でありますが、１１０名を超える地区内最大の会員数で然も会員が増えても出席率が下がらないという事は、レベルの高いロータリアンのお蔭と感謝申し上げたいと思います。
例会はよく人生の道場であるとか、お互い切磋琢磨してとか言われますが、それ以上に意義ある事は、クラブは出会いの場である事だと思います。地域以外の空気を例会場に運んでくれる転勤者も居られます。又、色々な職業や年代の会員で構成されているロータリークラブの例会に出席する事がロータリーの第１歩であり、同時に１００歩ではないかと思います。どんなに忙しい方でも時間はあるものです。時間を有効に使うという気持ちで、今後ともご出席の程宜しくお願い申し上げまして、本日の会長報告に代えさせて頂きます。
