帯広ロータリークラブのトピックス

帯広ロータリークラブのト会員一覧、役員表、年間プログラム等

帯広ロータリークラブについて

国際ロータリー第2500地区
ロータリー文庫
帯広ロータリークラブ携帯サイトQRコード

携帯サイトができました。 ロータリーの情報を旅先でもご覧いただけます。

2004-2005年度会長報告

第2944回例会 合田 修 会長報告 2004年9月21日

2004 年 9 月 21 日

2005-6会長

明日は秋分の日で休日となっておりますが、お彼岸の中日でご先祖のお墓参りに行かれる方も多いと思います。事故等には呉々もお気をつけ頂きたいと思います。

今月は新世代月間で先週のRACに続きまして、今週はライラセミナーの参加報告を頂きますが、参加されました奥原理事、石原委員長、新田副委員長、そして4名の皆様には大変ご苦労様でした。

ロータリーが創立されて間もない1908年、冬の寒い日に売れない新聞を抱えて震えている少年をシカゴRCの会員が例会場に連れて行き、新聞を全部買ってやり、ある会員は手袋を、又ある会員はマフラーを与え激励して帰したという事が、ロータリーの青少年奉仕の第1号として記録されておりますが、ロータリーの青少年に対する奉仕活動は既にこの頃から始まっておりまして、ボーイorガールスカウトの創立を援助、財団による奨学生制度・GSE、インター・ローターアクトの発足、そしてライラへと発展・拡大して参りました。
この間ロータリーの四大奉仕から青少年活動を加えた五大奉仕になるかの感を抱かせるRI理事会の動きもありましたが、その後再び元に戻り、社会奉仕の中の唯一の特定分野として「青少年への奉仕」という表現で、四大奉仕部門とは区別されてきました。1997-98年度、時のRI会長ジアイさんは、それまでの「青少年奉仕」を「新世代のためのロータリー・プログラム」と変更しましたが、これには2つの目的があると言われております。

1つは、私共の夢を未来の若者に託すには、青少年を対象とする奉仕という考え方だけでは足りず、子供達が母親の胎内に宿っている時から関心を持たなければならないとの考え方からで、これにより母子の保健、子供の教育問題、環境問題も新世代のためのプログラムに含まれる事になりました。もう1つには、新世代を対象とするロータリーのプログラムは絶えずお互いに連携プレーをする事によって、より強力な活動に育んでいく事が本来の「新世代奉仕」の目的であるという事です。例えば、本日後藤芳子さんが先週に引き続きお見えになっておりますが、ローターアクターがライラセミナーに参加する事によって新しい仲間を増やし、アクトクラブの会員を増やす機会が生まれるという相乗効果も期待できる訳です。又、新世代奉仕には色々なプログラムがありますが、ロータリーは決して特定の思想やモラルを強制する事はありませんし、又、型に嵌めようともしません。

プログラムを通じて社会人としての独自性が育つのを待つ事であります。参加された若者の中には何も得る事のなかった人もいるでしょうが、ロータリーの活動をどう受け止めるかは、全て若者の問題であり、選択の責任も若者側にあるというのがロータリーの基本的な姿勢だと思います。又、新世代奉仕に関わる会員の方々には、出来る限り視野を広げて、若者達の心の中にある可能性を掘り起こして行く事が大事かと思いますが、今回参加された石原委員長などは20代の若者と交流が出来た事によりまして、随分と若返って帰ってこられた様に見えます。これはご本人は元より、クラブにとりましても喜ばしい事ではないかと感じる次第であります。

4名の皆さんには、ライラセミナーを通して今後の人生に少しでもお役に立てる事が出来ましたならば幸いと念じまして、本日の会長報告と致します。