2004-2005年度会長報告
第2943回例会 合田 修 会長報告 2004年9月15日
2004 年 9 月 15 日
台風１８号の記録的な暴風雨による被害が全国各地に広がっておりまして、北海道でも死者７名・不明者２名、住宅の全壊・破損が９７９棟に及んでおります。十勝管内でも農業関連への影響が心配されておりますが、被害を受けられた地域の方々には心よりお見舞いを申し上げたいと思います。
ＲＩでは９月を新世代月間としておりまして、当クラブもこれに対応したプログラムが組まれておりますが、今週は帯広ローター・アクトクラブの役員の方々をお迎え致しております。
帯広ローター・アクトクラブと言えば、昨年８月に開催されました２４時間チャリティーソフトボール大会の最終戦に帯広ＲＣが対戦させて頂いた事を想い出しますが、個人的には慣れない事をしたせいか、ホームベース直前で転倒しまして、それ以来未だに右肩が上がらないという後遺症に悩まされておりますが、それ以上に悔しかった事は、２４時間の最終戦でアクターの皆様方の疲労が極限状態であったにも拘らず、試合に負けた事でありまして、若いという事は素晴らしいと改めて痛感させられました。又、今年の２月には第１６回全国ローターアクト研修会のホスト地区として実行委員会を勤められ、大成功の中で無事役目を果たされました。最近では７月に韓国安養大学ローターアクトクラブとの交流をこの帯広で図られまして、立派な報告書も頂いております。誠に喜ばしい限りの活動ではないかと思います。
ロータリーとローターアクトとの関係について、少し触れたいと思いますが、ＲＡＣも定款・細則を定め、認証制をとっておりますのは、正しいロータリー的活動が期待されているからでありまして、考え方によってはロータリーの年齢的拡大の組織とみる事が出来ますが、しかし、如何にその組織や運営がロータリーと同様であっても、アクトは決してロータリーの一部ではありません。これはロータリーの新世代奉仕活動であり、委員会の活動は新世代の為のロータリープログラムに属する事になります。即ち、ロータリーがアクトという組織を作って、これを青少年に貸してお互いにこれを利用し、活動する事でありますが、アクトに関する最終責任は常にロータリーにあるという事で、我々ロータリアンも積極的に参加する義務があります。幸いローターアクトは職業という点でロータリアンと共通の場を持っておられますので、年代は違っても話が通じ易い利点もありますが、国際ロータリーでは「奉仕を通じての親睦」をアクトの標語としておりますので、今年度野原会長の「絆」というクラブテーマは非常に的を得たものではないかと思います。
又、帯広ＲＡＣは、ＲＩ創立７０周年・帯広ＲＣ創立４０周年の記念事業として、昭和５０年６月１３日、当時市内３ＲＣの合同提唱によって結成されましたが、国際的には１９６８年米国ノースキャロライナ州シャーロットで最初のＲＡが結成されて以来、僅か７年後に創立された歴史あるクラブであります。当時のガバナーが佐直 庄太郎氏、帯広ＲＣの会長は佐野 修治氏、幹事が高橋 忠雄元会長で、帯広市の人口は１４万人、現在の帯広経済センタービル、大空団地が完成したばかりの頃でした。又、帯広ＲＡＣの第４代目の会長は、当クラブの高橋 猛文現副会長でありまして、ロータリーの新世代奉仕活動が実った顕著な例ではないかと思います。今年の６月末に道都大学が紋別市から撤退した事に伴い「道都大学ＲＡＣ」が解散せざるを得なかったという残念な例もありましたが、来年６月には帯広ＲＡＣ創立＊３０周年記念式典が開催されるとの事で、帯広ＲＣとしても祝福をし、記念式典が成会裡に終了する事を祈念致しております。
更に、ＲＩは２月の理事会におきまして「ローターアクトが事前の許可を得なくても、ロータリークラブの会合に出席できる」事を決定しておりますので、どうぞロータリークラブの例会にも気軽に参加して下さる様お願いします。最後に、第＊２５００地区２００６～２００７年度のガバナー・ノミニーに、地区指名委員会は紋別港ＲＣの小野 哲会員を指名・選出した事が公表されましたので、報告を致しまして本日の会長報告とします。
