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2004-2005年度会長報告

第2936回例会 合田 修 会長報告 2004年7月21日

2004 年 7 月 21 日

2005-6会長

本格的な夏のシーズンを迎えまして、十勝も暑い日が続いております。体調管理には充分お気を付け頂きたいと思います。
本日のプログラムは帯広RC創立70周年記念実行委員会にお願いをしておりますので、帯広RC創立当時(1935年・昭和10年)の地区の状況について触れさせて頂きます。
1920年に東京クラブが創立され、それに続いて大阪、神戸、名古屋、京都、横浜と、日本国内の大都市に次々とロータリークラブが誕生しました。
*1927年には、当時日本の統治下にあったソウルに、翌1928年には関東州の大連に新しいクラブが創立され、RIは、これらのクラブ群を70地区として正式に認めました。その後1929年には満州の奉天とハルピンに、更に1931年には、台湾の台北と海外の拡大が続きましたが、これらのクラブも70地区に属することになりました。
第1回の地区大会は1929年京都で開催され、その後国内の都市で開催された訳ですが、1937年には札幌、翌年にはソウル、翌々年は別府とRI脱退まで続いていた様です。当時は地区大会に参加するにも、大変な時代であった事が窺えます。又、帯広RCが創立された1月前の1935年2月9日には、ロータリーの創始者であるポール・ハリスがご夫人と共に初来日をされておりまして、何かしら帯広RCとの因縁を感じる訳ですが、当日午前5時、横浜港到着、二重橋・明治神宮を観光後、帝国ホテル前庭で記念植樹、その後芝公園内の紅葉館で歓迎会に出席されております。
この時の歓迎会は純日本式で行われ、畳の上に胡座をかき、お膳に並べられた昼食をとっているポール・ハリスの写真が現存しておりますが、因みにメニューは刺身・スッポンのお吸い物・鯛の焼き物・車海老、それに何故かあい鴨の肉であったそうです。ポール・ハリスご夫妻にとって、恐らく初めての純日本食ではなかったかと思いますが、箸を上手に使い、ご満悦の様子であったそうです。時に帯広RCの会費は1ヶ月5円、家族会は3円、国際ロータリーの人頭分担金は6円40銭、香典は10円という時代であり、又、既に姿を消しておりますが、十勝川大橋が着工された年でありました。
今日は、この様な時代にチャーターメンバー19名が帯広RCを創立したという事を想い偲びながら、創立70周年記念についてのお話をお聞き頂き、来る3月6日開催に向けてご協力頂ければ幸いと願いまして、会長報告といたします。