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2004-2005年度会長報告

第2935回例会 合田 修 会長報告 2004年7月14日

2004 年 7 月 14 日

2005-6会長

今日は誠に残念な事から、報告をしなくてはなりません。
当クラブ元会長でありました、井上一男元会員が去る6月30日ご逝去されました。
井上元会長は、昭和40年1月に入会されまして、昭和60年に会長を務められた他、数多くの理事・役員・委員長を歴任されました。又、昭和61年にはRI第2500地区第6分区代理、平成7年には、田村ガバナー年度の地区幹事として地区の発展にもご尽力頂き、当クラブにとりましても重鎮として掛替えのない方でございました。ここに井上一男元会長のご冥福を祈り、慎んで黙祷を捧げたいと思いますので宜しくお願い致します。
先週は新年度の第1例会でありまして、私を始めスタッフ一同緊張と不安の中でのスタートでありましたが、皆様方のご協力により何とか船出する事が出来ました。今後共ご指導の程宜しくお願い申し上げます。又、会長エレクト指名の件につきましては、現在指名委員会で鋭意努力を重ねておりますが、突然の事態でもあり、かつクラブにとりまして大変重要な案件でありますので、慎重には慎重を期して取り進めて参りたいと考えておりますので、今暫くお時間を拝借いたしたいと思います。ご理解の程、宜しくお願いいたします。

今日は、去る6月13日~18日にかけて米国シカゴで開催されました規程審議会のハイライト部分について報告をさせて頂きます。規程審議会は3年に1度開催されまして、RIの組織規程を改正する立法機関であります。
今回は世界65か国・529名の代議員が集まりまして、427件の立法案について審議がなされました。可決された提案の中でクラブに直接的に影響がある件は、RI理事会より提出された「5年間に渉り、年会費を毎年4$値上げする事」でありまして、1995年以来の会費引き上げとなります。又、元々RIの役員は無報酬であり、唯一事務総長だけが有給となっておりますが、今回の規程審議会で「報酬を受け取る只一人の役員は事務総長に限る」という提案を認可しました。
何故、今敢えてこの件が採択されるのか!? RIは2001年に「感謝の意の表明」として、RI会長及び会長エレクトへの謝礼の支払い権限を理事会に委ねる規程を設けましたが、RI理事会は「謝意の表明」として会長に11万5,000$、会長エレクトに8万$、会長ノミニーに2万5,000$、3年間で22万$(≒2,500万円)を支払う事を承認してきました。
この金額が「感謝の表明」か「報酬」の意味をもつのか社会通念上、判断の分かれる処であり、色々な議論が起こっている訳ですが、今回の採択によってこれは「感謝の表明」である事を明確にしたかった意図が窺えます。
何れにしましても、向こう5年間に渉って値上げされ、我々が納める人頭分担金から支払われる事は事実でありまして、この議論がまた再燃する事は必至かと思います。

又、RIが試験的プロジェクトとして実施しておりますインターネットを活用したサイバークラブから出された「クラブのウェブサイトを通じての相互参加型活動を30分以上であれば例会出席と認める」という提案が採択されまして、サイバークラブの発展拡大が見込まれる訳ですが、これ等も「ロータリーよ、何処へ行く?」に該るのではないかと、個人的には感じております。
規程審議会終了後2ヶ月以内に、可決されました決議の内容が全てのクラブに送付されてくる事になっておりまして、詳細についてはまた触れたいと思っておりますが、クラブ数の10%以上の反対がない限り、規程審議会の決議は7月1日に遡及して有効となります。以上、規程審議会についてのポイントのみを発表しまして、会長報告と致します。