2004-2005年度会長報告
第2948回例会 合田 修 会長報告 2004年10月17日
2004 年 10 月 17 日
今日は環境保全委員会の事業であります「第１４回帯広の森市民育樹祭」に参加を致しましたので、焼肉を囲んでの移動例会となりました。作業に参加されました会員の皆様には大変お疲れ様でした。
既にご承知の事とは思いますが、この「帯広の森」はイギリスの「グレーターロンドン計画」という都市計画にありますグリーンベルトをお手本に都市の乱開発を防ぎまして、都市景観の保全を図る事を目的に昭和４９年から森の事業が始まりました。翌昭和５０年に第１回目の植樹祭が開催されまして、以降、今年まで３０回に渡り、延べ１４万８千人が参加され、２３万本の木を植栽してきましたが、お祭りとしての用地の確保が難しくなりまして、イベントとしては今年で終了する事になりました。この間、内閣総理大臣賞、建設大臣賞、都市景観大賞も受賞致しております。又、育樹祭は平成３年に第１回目が開催されまして、今年まで延べ約１万２千人の方々が参加されておりますが、段々樹が成長して参りましたので、一般市民を対象としたイベントとしては後１・２年で終了せざるを得ないという事を聞いております。植樹祭・育樹祭と市民の共同参画事業として、根付いた事業が終了する事は心淋しい思いもありますが、それだけ帯広の森が成長したという証拠でもありますので、今後は森との関わり方、利活用に力が注いで行かれる事を期待したいと思います。
今年ロータリーは１００周年を迎えますが、ロータリー同様、未来に継なぐ事業に参加する事が出来ました事に感謝申し上げながら、本日の会長報告に代えさせて頂きます。
