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2023-2024年度会長報告

第3808例会 令和5年12月6日 会長報告 工藤 大輔 会長

2023 年 12 月 20 日

会長 みなさん、こんにちは。今日はロータリー特別月間についてお話しさせていただきます。
 12月は疾病予防と治療月間です。基本医療を受けられない人が世界で4億人と言われています。病気に関する理解と医療インフラの改善と予防プログラムの構築、そしてそれらを担う人材の育成について考え行動する月間です。
 ロータリーでは、世界各地できれいな水を提供し感染症の予防や、HIV感染を減らすための検査やケア、そしてご承知の通りポリオ根絶を目指して活動しています。
日本での「疾病予防と治療」の分野に関する最近の事例を調べてみました。すると主に4つに分類されました。
 ひとつ目はポリオに関する啓蒙活動と募金です。岐阜の高山中央RCでは地域の祭りに合わせてインターアクトクラブと合同で募金活動を行いました。大阪難波RCでは路線バスに「END POLIO NOW」のラッピングによる啓発。河内長野高野街道RCでは高野山で啓蒙・募金活動。倉敷南RCでは世界ポリオデーに合わせて市民公開講座の開催。和歌山県有田RCではワクチン投与活動に実際参加されたロータリアンの卓話を開催。以前、当クラブからも佐藤幸宏会員が参加されているので改めてお話を聞ける機会があればと思います。
 ポリオと同じくらい多かったのがコロナ関連のプロジェクトです。パラリンピック前には、障がい者スポーツ選手のPCR検査キットの贈呈や、保育・児童施設へ消毒液と足踏み式スタンドの寄贈が全国いろんな所で行われていました。滋賀県彦根RCではワクチン摂取会場の動線を知らせるための標識200枚他、イーゼルや立て看板や垂れ幕の寄贈。変わったところではポリオ根絶とコロナ感染終息祈願法会を、世界遺産高野山の総本堂で、宗旨宗派を越えて行われています。
 健康増進の事例としては高齢者が通うサロンで使う介護予防用品の輪投げやバランスゲームなどを寄贈したり、滋賀県長浜東RCでは予防医療と健康増進についての講演会を実施。2650地区Eクラブでは高齢者の3大疾病早期発見事業と講演を行っています。
 医療関係では、京都の綾部RCでは乳がんの早期発見と治療の大切さを啓発する「ピンクリボン運動」の一環としてライトアップをおこなっています。掲載されている画像は少しおどろおどろしいですが、本物はキレイなピンク色だったのではないかと想像します。大阪中之島RCではベトナムの病院へ手術器具を寄贈し、実際にかなり有効活用されているとのことです。
 奈良県桜井RCではラオス・カンボジア国境で蔓延する感染病僕滅のための活動を行っています。これらはほんの一部ですが、私たちのクラブでもやれることはあると思います。当クラブには医療に携わる会員が多くいらっしゃいますので、是非ともご提案なりご助言頂ければと思います。
 以上会長報告でした、本日もよろしくお願いいたします。