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2023-2024年度会長報告

第3792例会 令和5年8月2日 会長報告 工藤 大輔 会長

2023 年 8 月 9 日

会長 みなさん、こんにちは。
 今日は職業奉仕委員会担当、帯広市医師会での移動例会となりました。当クラブの川上義史会員が医師会の副会長、進藤敦史会員が理事というご縁で、今年の4月に開校した帯広市医師会看護専門学校についてお話をお聞かせいただく機会をいただきました。
 いきなり話は飛びますが、先日、妻とある農業者とのやりとりを聞いて、少し悲しかったエピソードをお話しさせていただきます。その方には息子さんが3人いて、長男の結婚相手探しを相談された時のことなんですが、次男が先に結婚することになって家を建てることになったそうです。次男の家を建てる建築会社から(途中の経緯はわかりませんが)、「2棟建てればお安くしますよ!」と言われたらしく、その方は長男の家とあわせて2棟建てたそうです。
確かに1棟より2棟まとまれば多少価格を下げても…というのは理解しないわけではありませんが、私が違和感を覚えたのは、「長男の未来のパートナーになるであろう人のことは考えないのか?」ということでした。「本来私たち建築会社は、そこに長く住む人がいかに心地よく暮らせるかを考えて家づくりに関わるべきではないのか?」ということです。
 私が帯広ロータリークラブに入会する際に、「奉仕」をするということについて具体的なことが今ひとつ理解できていなかった時、先輩方から職業奉仕はロータリーの重要な奉仕であり、自分の職業を社会課題やニーズに役立てること、もっとシンプルに言えば目の前のお客様に自分の仕事を真摯に提供すること、と言われ、「普通にちゃんと仕事をすることが奉仕になるんだったら…それならできる!」と腑に落ちたものです。
 先のエピソードは、「それって本当にお客様のための仕事をしていますか?」と私は思うのですが、みなさんはいかがでしょうか?
 本日の移動例会は、高齢社会で医療・介護に対して社会がどの程度対応できているのか?地域に必要な人材確保と育成について理解を深められる例会になればと思います。
 月の第1例会ではロータリー月間(会員増強)についてお話をするという自ら決めたことをいきなりやぶってしまいましたが、それはまた、別の機会に…ということで以上会長報告とさせていただきます。本日もよろしくお願い致します。