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2020-2021年度会長報告

第3685例会 令和3年1月27日 会長報告 長澤 秀行 会長

2021 年 2 月 4 日

会長 先週、第5回クラブ協議会をオンラインで開催し、各委員会の中間報告をしていただきました。コロナ禍で、取り組みが当初の予定通りには進まない中、それぞれ工夫をしていただき、上期が無事終了し下期へと移行しています。理事、役員、委員会委員長、副委員長、すべての会員の皆様に感謝申し上げます。コロナの状況にもよりますが、年度末最終夜間例会は蓄積されたフラストレーションを一気に発散して、盛大に開催したいと思います。
 本日のプログラムは、米山記念奨学委員会が担当です。奨学生選考委員会の讃岐武史委員長からロータリー米山記念奨学事業について紹介があります。そこで、私がロータリークラブに入って良かったなぁと最初に思った時の話をしたいと思います。米山学友のモンゴルのジャンチブ・ガルバドラッハさんとの出会いについてです。
 私がロータリークラブに入会したのは2008年3月です。それから、4年後の2012年7月にモンゴル・ウランバートルを訪問する機会がありました。到着直後、水がほしくてホテルのフロントに行きましたが、言葉が通じません。到着直後で現地のお金の持ち合わせもなく困っていたら、ロビーにいたモンゴル人が、「水がほしいのですね。」と言って、水を買って私にくれました。「どちらからお出でですか?」と聞かれたので、「北海道の帯広からです。」と答えると、「帯広からですか。では、讃岐さんと渡辺さんをご存じですか?」
 ジャンチブさんは米山学友でした。山形大学と東北大学に在籍していた時に、「娘たちが通った日本の小学校、中学校、高校の教育システムには感動しました。」ということで、帰国後に日本式の教育システムを母国で広めたいと思い、新モンゴル高校を設立しました。その後、中学校、小学校、高専、工科大学、幼稚園も設立し、小中高一貫校で人材育成を進めています。2015年のIMでは、帯広に来て講演をしています。現在は、名古屋大学大学院博士課程(教育学)に在籍し、さらに研鑽を積んでいます。夢は、モンゴルからノーベル賞受賞者を出すことだそうです。
 米山記念奨学会への寄付は随時受け付けていますので、引き続きよろしくお願いします。皆さんも、どこかで、米山学友に助けてもらうことがあるかもしれません。