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2016-2017年度会長報告

第3514例会 平成29年2月1日 会長報告 佐藤 真康 会長

2017 年 2 月 2 日

会長  今年も1ヶ月が過ぎ、2月になりました。2月のロータリーのテーマは「平和と紛争予防/紛争解決月間」です。
今日、紛争や迫害によって住むところを失った人びとは何百万人もおり、紛争被害者の実に90%が一般市民で、その半数が子どもだといわれています。
ロータリーでは、貧困、不平等、民族対立、教育や機会の欠如といった、争いの温床となる問題への取り組みのほか、紛争を抑止・仲裁するためのスキル研修や難民支援など、さまざまな平和活動に取り組んでいます。
ロータリー平和フェローシップは、RIの最も新しい奨学金プログラムで、世界平和の実現と紛争の解決に寄与できる人材育成を行うことを目的としています。世界5か所6大学と提携し、選出された学生(平和フェローまたはフェロー呼ばれる)が、修士課程で平和と紛争解決の学位を修めます。日本では、国際基督教大学がロータリー平和センターの指定を受けて、2002年よりフェローを受け入れています。
また、世界各地のロータリー会員が様々な平和活動を行っています。例えば、岐阜の可茂ロータリークラブでは、人道主義について考える機会を子どもたちに提供するために、第二次世界大戦中に大量のビザを発行して避難民を救った杉原千畝に関する演劇に、地元小中学生300人を招待しました。ドイツのアルテンブルグ・ロータリークラブでは、難民が地域社会に馴染めるよう支援しています。地元のカフェにロータリアン、ローターアクター、弁護士や社会福祉士を含む地域住民が集まって、他国から逃れてきた人たちについて知識を深め、難民が仕事に就けるよう援助活動を行っています。第5100地区では、キプロスに住むイスラム教徒とキリスト教徒の友情と相互信頼を築き、互いへの偏見を解消するためのプログラムを毎年実施しています。
私たちが平和に貢献できるのは微力かもしれませんが、今後も平和の意味を大切にしながらロータリー活動を行っていきたいと思います。