帯広ロータリークラブのスポンサーであります、札幌ロータリークラブが、ことし75周年を迎えられました。その記念式典ならびに祝賀会が、本日、札幌グランドホテルにおいておこなわれます。札幌ロータリークラブは、1932年（昭和7年）12月3日の創立で、国内においては、東京、大阪、神戸、名古屋、京都、横浜、広島に次いで8番目に創立したロータリークラブであります。
　
昭和10年、帯広ロータリークラブ創立当時の札幌クラブ会長は、佐藤昌介という、北海道帝国大学創建に当たり初代総長をされた方で、昭和11～12年にはRI第70区第9代ガバナーをされました。
　
帯広クラブの設立総会に出席したのは、佐藤昌介会長ではなくて、宮脇冨（あつし）幹事であります。宮脇冨（あつし）は、昭和25年から28年まで新制帯広畜産大学初代学長をつとめられていた時に、帯広クラブの戦後再開に尽力し、大きな貢献をされた方です。 また、帯広クラブに昭和1952年7月まで在籍した後、東京ロータリークラブに移り、翌1953～54年にはRI第60区ガバナーを務める等、日本のロータリーの歴史に大きな功績を残した人物であります。
　
さて、現在の札幌ロータリークラブの現況ですが、今年度の会長は、高薄浩志というお名前の方で、会員数は、129名（9月末現在）、女性会員はおりません。