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2011-2012年度会長報告

第3264例会 平成23年8月24日 会長報告 加藤維利会長

2011 年 8 月 31 日

加藤維利会長
 2週間ぶりのご無沙汰でした。
お盆休みの期間の盆踊りは雨にたたられた2日間だったようですが、充分ご先祖様の供養をされたり、休養されたり、お孫さんが来てかえって疲れたと言う方など、さまざまな休暇を取られた事と思います。
 8月も後半になると、いよいよ秋風を感じるようになってきました。10月にも降る雪のことを考えなければならないのは気が早すぎかもしれませんが、急な気温の変化による風邪などには充分気をつけて下さい。

 皆さんもすでに見ていると思いますが、今年度から例会場の入口に、「入りて学び、出でて奉仕せよ(Enter to learn, Goforth to serve)」の看板を掲示させて頂いています。
 この標語はアメリカユタ州にあるブリガムヤング大学の標語として有名です。また、この標語はこの大学のエントランスに掲げてあるそうです。大学生として訳すと「学ぶために入学し、仕えるために卒業せよ」とでもなるのでしょうか。この仕えるは会社ではなく、社会に仕えるのだと自分なりに解釈しました。
 この標語を1947-48年度のS・ケンドリック・ガーンジーRI会長の年度に、国際協議会での非公式標語として使用されたもので、現在も国際協議会の入り口に掲げられているものです。
 最近はこの標語を例会場に掲げているクラブが増えてきているようです。
 ところで、米山梅吉氏は「ロータリーの例会は人生の道場」と語っています。
 お互いが切磋琢磨して自己研鑽に励む貴重な修練の場であります。
 また、「ロータリークラブとは、ロータリアンを育てる為に存在する教育機関である」とも語っています。
 例会場はまさに教育の場であると言えましょう。
 そして、例会はロータリーライフにおける親睦の場でもあります。
 例会の目的とは、ロータリーの源流の田中毅氏によると、「職業上の発想の交換を通じて、分かち合いの精神による事業の永続性を学び、友情を深め、自己改善を図ることにあり、その結果として奉仕の心が育まれてくるのです。自己改善は終生続けられなければなりませんからロータリアンに定年はないし、ロータリー運動には終結もありません。これが、例会がロータリーライフの前提となる所以なのです。」と述べています。
 更には「例会運営に当たるものは事業に従事すべき貴重な時間を割いて例会に参加する会員に、それに値するメリットを与える義務があります。限られた時間の中で、如何に有益な情報を効果的に提供するかを真剣に考えて、実行しなければなりません。会長の時間、議事、各種の報告、卓話、そのひとつひとつがロータリー運動の質を高め、参加者の心に深い感銘を与える内容であってこそ、初めて例会出席の意義が満たされるのです」と結んでいます。
 我々スタッフ皆で今年度1年間、例会出席の意義が満たされるような例会運営を心掛けて行く事を肝に銘じて会長報告とさせていただきます。