第3896例会 令和7年11月26日 会長報告 飛岡 抗 会長
皆さんこんにちは、3連休明けで25日から27日は、気圧変化による影響が大きいため、体調不良の予防・対策が必要と言われます。睡眠や食事をしっかりととり、規則正しい生活を心掛けましょう。
さて、本日は、中長期ビジョン委員会にお願いしたハラスメントに対する危機管理について、弁護士でおられる「木野村 会員」にお願いしました。この背景は、2年前、アクトの地区協議会においてハラスメント事案が発生し、裁判となり未だに解決していないことから、ハラスメントを正しく理解して、ハラスメントを未然に防ぐ、発生した場合には適切に対応するための組織的取組についてお話頂き、今後の資料マニュアル化を検討していきたいと考えてます。
その中で、特に対象となるのが、奨学生やアクト青少年・女性へのハラスメントや危機管理対応など、ハラスメントの対応の必要性について改めて注意喚起が必要です。職場でも様々なハラスメントの研修があると思いますので、引き続き留意のほど宜しくお願い致します。
本日のお話は、ロータリーの生みの親、「ポールハリス」が目指した「Service Above Self」(超我の奉仕)です。そして、世界中に友愛の輪を築き120万人を超える絆を生みだしました。1868年ウィスコンシン州ラシーンという小さな町で生まれ、両親の愛に包まれてすくすくと成長しました。幼いころ父親は破産、一家離散状態となり祖父母のもとに預けられました。祖父の助言で弁護士を目指し、猛勉強し1891年アイオワ大学を卒業して弁護士資格を取得しました。大学の講演会で人の役に立つには5年くらい放浪生活をして人間を知る事が大切と感化されました。仕事は、新聞記者、舞台俳優、農園の労働者、ホテル従業員、セールスマン等多岐に渡りました。27歳となり同年代のパートナーとともに弁護士として生活をスタートさせ、ハリスは順調に実績を積んでいきました。ハリスは顧客であり友人でもある石炭商の「シルベスター・シール」に声をかけ新しいクラブを作ろうと言う提案をしました。シールの賛同を得たハリスは、「ガスターバス・ローア」と「ハイラム・E・ショーレー」の2人とも意気投合、この小さな集まりが後に大きな車輪となり世界中に友愛と奉仕の精神を広げることになります。「ロータリー」の誕生です。
本日は、ロータリーの生みの親、ポールハリスがロータリーを結成するまでのお話をもって会長報告とさせて頂きます。
