2025-2026年度会長報告

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第3881例会 令和7年7月30日 会長報告 飛岡 抗 会長

会長 年度始めの7月も本日の例会で何とか無事終了しますが、来月の第2例会は石原ガバナー補佐の公式訪問が控えてます。まだまだ気をゆるめることが出来ません。また8月からも頑張りますので宜しくお願い致します。
先日釧路で行われました国際ロータリー2500地区米山記念奨学会セミナー・ロータリー財団セミナーに、私と・幹事・米山熊田委員長・財団小田切委員長・地区VT役員小沢さん・米山講師として渡辺喜代美さん参加頂きありがとうございました。詳しくは、各委員長から報告いただきます。国際大会へ2500地区から200名参加予定されるとのことで、帯広ロータリークラブからは、10名~15名でいきたいと思います。事務局からカードラックへ国際大会の申込パンフ入れておきましたので、後ほど確認お願いいたします。
さて、7月の月間は、『母子の健康』月間です。毎年、5歳未満で命を落とす子どもは、世界で推定590万人。いまだに毎日約1万7,000人の5歳未満児が命を失っています。その原因は栄養失調、適切な医療や衛生設備の欠如など、どれも予防が可能なものばかりです。そこで、本日外部講師としておびひろARTクリニック院長 真井 英臣(サナイ ヒデオミ)さまにご講演いただきます。詳しくはプログラム委員長からご紹介させていただきます。
今年度もニコニコの報告がありますが、ニコニコ箱の起源についてお話しさせていただきます。例会場で会員が自由意志で善意の寄付金を入れる箱。起源は、東京説・大阪説と定かではないがロータリー特有のもので、会員、家族、事業などの慶び事、お祝い事をニコニコしながら披露し、慶びを分かち合い、また失敗したり迷惑をかけた時もユーモアたっぷりに苦笑し、例会をにぎわせて親睦を増進し、集まったお金は奉仕活動資金に使用される。スマイルボックスとも呼ばれています。
今回は、東京の資料から拾ってお話を進めたいと思います。1936年9月30日・東京クラブの関 幸重という方が、玉川園の孤児300名を招待するために、ありあわせの紙箱を回して募金をしたのがその起源と言われています。その後、関氏が誕生や祝いごとや、慶事に何がしらの寄付をお願いすることになり、この制度がニコニコ箱として定着したということです。
アメリカを始め諸外国にはニコニコ箱と似たようなものとして、アメリカのロータリークラブにおける「ニコニコ箱」に相当するものは、Fine Box(罰金箱)とChest Box(募金箱)です。Fine Boxは、欠席や遅刻などのペナルティとしてお金を集めるもので、Chest Boxは特定の目的のために募金をするものです。日本のニコニコ箱のように、目的を定めずに募金をするものとは少し趣旨が異なります。 奉仕活動をするための募金集めは、会員の了解を得た上で目的を定め、その目的のために募金箱を回すのが諸外国のやり方のようです。アメリカの例会に関しては讃岐会員が詳しいと思いますので、聞いて見てください。
日本のニコニコ箱は目的なしの募金活動で、本来であれば前年度の実績の範囲で予算化して、次年度の社会奉仕活動に使うべきだと言われています。しかし、一般的にはクラブの本会計が厳しいため、ニコニコ会計からすべて本会計に入れて消化しているクラブがほとんどです。本来ニコニコは対社会奉仕活動のために集めている募金ですから、本会計に入れて、ロータリアンが受益者になるのは会費負担の平等性を崩すことにもなります。以前からニコニコについての問題点は指摘されているところであります。
いずれにしても、今年度も良い事がありましたら、積極的なニコニコお願いをしまして会長報告とさせていただきます。

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