第3876例会 令和7年6月25日 会長報告 村松 一樹 会長
大変お世話になりました。歴史と伝統を有する帯広ロータリークラブのひとつの節目である90周年に会長を務めさせていただくことを光栄に思う一年でした。大江幹事を始めとした理事役員の皆様、会員の皆様にはただただ感謝あるのみです。
帯広ロータリークラブの会員であることに誇りを持とう。「Rotary Pride !」をクラブ・テーマに活動してきました。職業において高い道徳的水準を守ることに誇りを持つ。誇りを持って奉仕事業に参画する。誇りを持って寄付する。誇りを持って会費を払う。「誇り」がエンジンとなって動くことが奉仕活動には最適と考えました。
重点項目として以下の4項目を掲げ、それぞれが一定の成果を生み、高い出席率に繋がったと考えます。
①DEI導入による懇親・結束の強化
DEIを翻訳すると「D:多様性」「E:公平」「I :居心地の良さ」です。「D:多様性」については一例として会員女性比率が10%を超えました。「E:公平」については道半ばです。時代は令和なので「ダメ出し」ではなく「アドバイス」に変えていきたいです。特に大事なのは「I:居心地の良さ」で、会員皆さんに居心地の良さを提供できれば会員増強、出席率の更なる向上が実現できると考えます。
②サロン化
会員間がコミュニケーションを取る会食の時間を長めに確保するとともに、プログラムとして「テーブル・ビジネス談」を複数回実施しました。
③理事会の活性化
理事の皆さんが事業計画を熟知した上で理事会に出席することで、充実した議論を展開できました。
④例会の魅力度UPに向けた例会プログラム
理事会の活性化により実現できました。
フェーリエンドルフでの家族野遊会、年末家族会・新年交礼会・最終夜間例会での親睦演劇団、笑顔が集まったこども食堂での餅つきイベント、十勝在住外国人から感謝の気持ちが寄せられたフットサル大会、合田実行委員長&小白実行幹事リードの下で開催された90周年記念式典、全てが素晴らしい思い出です。
中長期ビジョン委員会が示してくれた「100周年に向けての中長期ビジョン」を羅針盤とした先に広がる輝かしい帯広ロータリークラブの未来を夢見て会長を退任させていただきます。ありがとうございました。
