2024-2025年度会長報告

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第3867例会 令和7年4月16日 会長報告 村松 一樹 会長

会長 4月13日に釧路で開催されたクラブリーダーシップラーニングセミナー(CLLS)に出席してきました。内容については次年度の組織から展開してもらいますが、私からひとつお伝えします。従来は「トレーニング」でしたが今回から「ラーニング」に変わりました。小谷ガバナーが提唱している「参画しましょう」にも通じますが「積極的に自主的に学びましょう」という思いが込められています。ロータリークラブは更にいい形となるために進化しています。
本日は私が職業人として属している自動車業界の現状、特に電気自動車(モータードライブ)についてお話させていただきます。モータードライブの普及は、1)自動運転、2)SDV(Software Defind Vehicle)、3)災害対応を主な目的としています。まずは1)自動運転について話します。自動運転を極めるにはモータードライブである必要があります。モータードライブのクルマはエンジンのクルマに比べて1,000倍の細かさで制御します。エンジンのクルマが1mタイヤがロックした時にトラクションをコントロールするのに対して、モータードライブのクルマは1mmタイヤがロックした時にコントロールします。次は2)SDVです。携帯電話のようにアップデートすることです。アップデートして最新の性能にグレードアップします。このためにもモータードライブである必要があります。最後に3)災害対応です。電気自動車は相当量の電力を供給することができます。災害大国である日本においてはこのニーズは特に大きいです。
以上の通り、電気自動車(モータードライブ)の開発、普及はモータリゼーションの更なる発展のために必要不可欠なのです。
以上、会長報告とさせていただきます。本日も、よろしくお願いします。

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