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2008-2009年度会長報告

第3155回例会 神谷 昭典 副会長報告 平成21年4月8日

2009 年 4 月 16 日

 曽我会長が所用のため欠席しておりますので、私からご報告申し上げます。

 4月は「ロータリー雑誌月間」であります。本日のプログラムは田中パストガバナーに卓話をしていただけるということで、ロータリーのお話はすべてお願い申し上げるとして、私の方は最近の経済情況について、ここ一週間の新聞記事を参考にお話させていただきます。昨年のアメリカのサブプライムローンに端を発した世界的な金融危機はいよいよ今年に入り実体経済にも大きな影響を与え、多くの人々が仕事や賃金を失い、住居にも困窮する状況が続いています事は皆様すでにご存知の通りであります。

 消費者マインドが冷え込み消費、投資、雇用の悪化、株安と経済面での「負の連鎖」に拍車がかかり更に、最近のもろもろの政治不信と昨日の北朝鮮のミサイル(?)発射と続き、何とも住みにくい世の中となってまいりました。

 4月1日、日銀発表の3月短観(全国企業の短期観測調査)によれば、頼みの製造業が急落しDI(現在の景況感を示す業況判断指数)がマイナス58と6四半期連続落ち込み、1975年の第一次オイルショック時(マイナス57)を下回り過去最悪となり、日本経済が今迄経験したことのない歴史的な景気悪化局面にあることが報道されております。

 特に自動車関係はマイナス92、電気機械マイナス69と「天国から地獄」の状況にあり、北海道においても道内経済をリードする札幌の経済動向調査でも1997の拓銀破綻時のマイナス76.9下回るマイナス77.9と厳しい状況であります。

 その様な中において道東地区(釧路、根室、帯広地区)はマイナス36と比較的安定しておりますのは輸出産業の依存度が低く、内需産業が多いためと考えられます。以上とりとめのない話となりましたが、会長に代わっての報告とさせていただきます。