2004-2005年度会長報告
第2965回例会 合田 修 会長報告 「帯広ＲＣ創立７０周年記念式典 歓 迎 の 挨 拶」
2005 年 3 月 6 日
帯広ロータリークラブ創立７０周年記念式典を開催するに当たりまして、クラブを代表して歓迎とお礼の言葉を申し上げます。
本日は時節柄何かとご多用の処、この式典に花を添えて頂きました国際ロータリー第２５００地区ガバナー牧野了泰様並びに歴代のパストガバナーの皆様、砂川敏文帯広市長を始め多くのご来賓各位、そして地区内外から多数のロータリアン諸兄のご参加を頂きまして、かくも盛大なる記念式典を開催出来ます事は、当クラブ会員一同、誠に大きな慶びであり、心から皆様を歓迎し、感謝申し上げる次第でございます。
特に、一ロータリークラブの記念行事であるにも拘らず、一早く全員登録をもってのご参加を頂きました帯広北ロータリークラブ並びに帯広西ロータリークラブの会員皆様には、特段のご友情を賜りまして、重ねて御礼を申し上げます。又、本日は会場の都合で皆様にはご不便をお掛け致しておりますが、ロータリーの友情に免じてお許しを頂きたいと思います。
帯広ロータリークラブの７０年もの歴史は、日本ロータリーの草創期に勇気ある先達の高い意識と卓越した先見性、そして当時市制が施行されて間もない、この郷土に対する深い愛情によって幕を開ける事となりましたが、丁度その一ヶ月前、当クラブの創立を見届けるかの様に、そして祝うかの様に国際ロータリーの創始者でありますポール・ハリスがご夫人と共に初来日をされました。これを知った１９名のチャーターメンバーの想いは如何許であった事か、長い歳月を経た現在でも当時の大きな感動と明日への熱い期待が我々の胸に伝わって参ります。
この間、私達は会員相互の親睦の中で育まれました信頼感と積極的な奉仕活動への参加意識を絶やす事なく、自己の職業に於ける高い倫理水準を目指しまして、更に全世界へ向かっての人道的な支援に取り組んで参りましたが、志を共にする者同士の輪も大きく拡がりまして、現在創立以来最大の１０９名の会員数に、そしてクラブ在籍会員総数は６１４名に達する事が出来ました。
然しながら１００年にも及ぶロータリー物語が常に書き変えられてきた様に、時代の変遷と共に山積された多くの難問は、今後益々幅広い奉仕活動の実践をロータリーへ要請しているものと受け止めなければなりません。同時に帯広ロータリークラブの担う責任と使命も日々年々増大している事を意味し、それは私達に与えられた試練であると認識を致している処であります。今、私達は本日の記念すべき日を大きな節目と致しまして、これまで時代と共に歩んでこられた先人の豊かな経験と智恵を未来の「奉仕の理想」に継なぐ事が出来る様、そして、世界で一番大きな家族の一員としてロータリーの徽章が象徴するロータリー精神の意欲を確りと実現出来る様行動して参る事を誓い、決意を新たにいたしております。どうか、今後共当クラブに対しまして、尚一層のご指導・ご鞭撻を賜ります様宜しくお願いを申し上げます。
最後になりましたが、本日ご臨席を賜りましたご来賓各位並びにご友情溢れるロータリアン皆様の益々のご健勝とご繁栄を心から祈念申し上げまして、甚簡単措辞ではございますが、歓迎の挨拶に代えさせて頂きます。
皆様、本日は誠にありがとうございました。
