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2018-2019年度会長報告

第3622例会 令和元年6月26日 会長報告 和田 賢二 会長

2019 年 7 月 1 日

会長 私の会長報告も昨年の7月4日にさせて頂いてから、本日の44回目で最後となりました。日本が平成から令和へと新しい時代に変わった大きな節目の年に、帯広ロータリークラブの会長を仰せつかり誠に光栄と存じますと共に、その責任の重さを感じました。実に長いようで振り返ってみれば短い1年間だったと思います。
 本日ちょうど、国際ロータリーのバリー・ラシン会長より年度末の感謝のメッセージが送られて参りました。『RI国際大会も滞りなく終了し、多くの会員の皆様にご参加頂きまして感謝申し上げます。(中略)今年度、世界へのインスピレーションとなってくださった皆さまに、重ねてお礼申し上げます。本年度の会長を務めさせていただけたことを大変光栄に感じております。』との事です。
私は、このRI会長の方針「インスピレーションになろう」を踏まえて、「Free MindRotary ロータリーを拡めよう」とテーマを掲げさせて頂きました。これは大きく2つあります。一つはフリーマインドロータリーとは内省の確立(Establishment of Reflection)です。日本人が本来持っているアミニズム的インスピレーションをフリーマインド(無心)の境地に高める事によって、ロータリアンが目指す「超我の奉仕」に繋がると思います。もう一つはロータリーの実践(Practice of a Rotary ism)です。実践するうえで4つの方針を掲げました。1.親睦とコミュニケーションを拡めよう、2. 会員を拡めよう、3. 奉仕を拡めよう 、4 ロータリーの輪を拡めようであります。
 内省の確立につきましては、野村一仁ロータリー情報委員長に頼るところが大きかったと思います。新会員オリエンテーションの時間をもう少し延長してロータリーイズムと帯広クラブの歴史と事業について語って頂く時間を設けたかったと思っております。私があまり話さなければ良かったのかも知れませんが。それと、創立記念例会に、帯広市開拓100年・市制施行50年の際に、市内3クラブが合同で百年記念館前庭に寄贈設置した大ブロンズ像「大地と夢想」の制作者で彫刻家の板東優先生に、制作から47年後始めてお越し頂き当時の事などをご講演頂きました。クラブの歴史を知る上で会員にとっては大変良い機会となりました。●親睦とコミュニケーションでは、工藤大輔親睦活動委員長に大変御貢献を頂きました。残念なのは森光弘委員長の職場訪問例会の翌日9月6日、胆振東部地震により北海道全域がブラックアウトになり、家族野遊会の中止を決断した事です。その分、年末家族会や新元号記念花見例会で会員相互の親睦を図れたのは幸いでした。●会員を拡めようにつきましては、倉野賢会員増強委員長の担当例会の効果で純増3名となり95名になる勢いでしたが、諸般の事情で退会される会員、転勤される会員が居り厳しい状況となりました。●奉仕を拡めようにつきましては、ちょうど帯広クラブが市内5RCの幹事クラブであった事で、過去に定例事業以外で各クラブから予算を捻出して一つの事業を行った例はないのですが、私の提案で「世界ポリオ撲滅パネル展」を市内5RCの共同事業として11月下旬に帯広市役所市民広場で開催出来た事です。地域の人々にロータリーが長年取り組んでいるポリオ撲滅の事業を知って頂く良い機会となりました。その事業の延長線上に井上洋一国際奉仕委員長が担当された7RC合同例会に、RIのポリオ撲滅事業のきっかけとなった東京麹町ロータリークラブから藤谷護人ロータリー情報委員長にお越し頂き御講演を頂きました。この件に関しましては、神山恵美子委員長に東京麹町ロータリークラブへ会長特使としてご訪問頂きました。参加した会員の多くはポリオ撲滅に命を懸けたツネさんとミネさんの事を初めて聞いたと言っておりました。そう言う意味ではロータリアンにとって勉強になる例会であったと思います。●ロータリーの輪を拡めようでは、今回初めて市内5RCで共同事業を行った事に因って、これからも地域社会にロータリーの奉仕活動を共同で実施しようという機運が拡まりました。また、野村文吾社会奉仕委員長の網走西ロータリークラブとの共同事業は地方における交通弱者対策と地域振興に一石を投じた事業であったと存じます。まさに2500地区内連携のマッチンググラントであります。他に東京丸の内、東京麹町、浦河と各ロータリークラブ様との輪が拡まりました。すべての事業につきましてご説明したいところではありますが、時間の関係もございますので一年間の活動報告書の方で述べさせて頂こうと存じます。
 最後になりましたが、一年間私の手前勝手なロータリー感による様々な事業を、温かく見守りご支持下さいました会員の皆様の友情に心から感謝する次第であります。また、ロータリーに出かける回数が過去27年間で一番多かった今年、何も言わずに送り出してくれました妻に感謝しております。
そして私の方針に沿って沢山の事業を行ってくれました役員、理事、委員長の皆様、大変お世話になりました。最後の最後に、私よりはるかに忙しいのに幹事を引き受けて頂いた外﨑裕康幹事に、何と言って良いのか言葉が見当たらない程感謝の気持ちでいっぱいです。私にとりましてもかけがえのない特別な経験をさせて頂きました。
 皆様、一年間本当にありがとうございました。