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2001-2002年度会長報告

第2799回例会あいさつ(大和昭一副会長) 2001.10.3

2001 年 10 月 3 日

 証明写真
 林会長の基本方針は「楽しくてためになる例会」ということですので、会長がご欠席の今日は、私の専門である写真、中でも証明写真の話をします。本来の専門は婚礼写真なのですが、皆様の中でこれから結婚される方の比率はかなり低いようですので。
 免許証の写真がよく写らないのはなぜ
 一口に証明写真といいましても、免許証からパスポート、資格試験の写真などいろいろございます。このうち運転免許証の写真は現在、運転免許試験場の施設で写さねばなりません。まずカメラの前に座って写真を撮るわけですが、レンズの2、3センチ下にマークがあり、そこを見てください、と書いてあります。私は元来素直な性格なもので、その通りにいたしました。
 出来上がった免許証を見ますと、案の定、下を向き、上目遣いで写っていたのです。その免許証を使っていましたが、私としてはかなり不満でした。5年後、私は書いてあることを無視し、レンズをしっかり見つめて写りました。今度はオーケーです。
 後で考えてみますと、日本人には眼鏡をかけている人が多いので、眼鏡に光が入らないように、レンズの少し下を見るよう指示しているのだろうと気づきました。
 人の顔をすべて同じ角度で撮影しても、良く写るものではありません。人はそれぞれ顔かたちが違いますし、性格も違います。顔の角度、目線一つで表情が代わり、感じのよい顔にも悪い顔にもなります。
 指名手配の写真はやはりそれらしく写っていますが、それは警察なんかで、そのような状況で撮られると、決して感じのよい顔には写らないものなのです。
 ただし、パスポートの写真は大口を開けて笑っている写真は受け付けてもらえません。「平常の顔と著しく異なる」ものだからだそうです。ですが、日本人の好きなモナリザのほほ笑み程度の写真は大丈夫ということのようです。
 自分らしい肖像写真を
 自分は写真うつりが悪いと思う人は、良く写らないものです。先入観で、写真に拒否反応を示してしまうからです。
 皆さんも、ぜひ自分がこの世に存在した証でもあるポートレート、すなわち肖像写真を3年から5年に一度、撮影されてはいかがでしょう。自分らしい、自分が気に入る写真にするため、信頼する写真館に依頼されることをお薦めします。最後はコマーシャルになってしまいましたが、ごあいさつとさせていただきます。