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2022-2023年度会長報告

第3759例会 令和4年11月9日 会長報告 竹川 博之 会長

2022 年 11 月 28 日

会長 今月はロータリー財団月間となっております。
 来週は、ロータリー財団委員会より「ロータリー財団への寄付協力について」というテーマで帯広北クラブの細川パストガバナーから、お話を頂く事になっています。又、11月30日には、ロータリー財団のグローバル補助金を活用して、数年前よりマレーシアのクラブと連携して実施したロータリー財団7つの重点分野の1つきれいな水の確保(水と衛生)プロジェクトの報告があると思います。担当は国際奉仕委員会です。
 さて、会長として私の方からは、ロータリー財団の寄付はどのようにして使われるのかについて少し話させて頂きます。
 国際的組織として、ロータリー財団が世界各国の現場で繰り広げる活動模様の情景をイメージ下さい。
①ナイジェリア午前5時、ロータリアンが冷凍ケースにワクチンを入れています。近隣のポリオ・プラスの予防接種地に運ぶためです。
②ジャマイカでは、子供達が仮設の診療所の扉が開くのを行列を作って待っています。ロータリーのボランティア歯科医が、懸命に子供達の歯の状況を見て治療しています。その診療所は、今にも崩れそうな建物をロータリアン寄贈で近代的な医療施設に建て直しました。
③アフガニスタンでは、若い女性が朝日に目覚め義足に手を伸ばしています。ロータリー提唱の義肢キャンプでやっと自分のサイズぴったりのものを作ってもらったばかりのものです。満面の笑みです。
④バングラデシュでは、子供達ができたばかりの井戸から水を汲み上げています。やっと生活用水が供給され、衛生が確保されました。
⑤ホンジェラスでは、不毛の地であった所に野菜を収穫しています。ロータリアンが灌漑設備を引いたおかげで豊作でした。
⑥インドネシアでは、学校が建設されました。そして新しい学用品を手にして子供達が喜んでいます。図書、PCが完備されました。帯広5RC及び、音更、芽室RCのパートナーシップにより寄贈されたものです。
 これらは世界中のロータリアンが「超我の奉仕」というロータリーの理念を示しながら、財団に協力した多くの活動の一部です。120年近くに亘り、人道的、教育的奉仕活動を実践し今ではロータリー財団の手の届かない場所は世界のどこにもないくらいといわれています。
 このロータリー財団は1917年のアトランタでの国際大会において、当時のRI会長だったアーチ・クランフが“基金を作り、全世界的な規模で慈善、教育、その他社会奉仕の分野で何かよいことをしようではないか”と提案しその大会で採択され、“基金”と言う形で出来上がりました。
 その後、「ロータリー財団」と名前を変え、国際ロータリーとは独立した機関として存在しています。
 このように我々ロータリアンの寄付は、ロータリー財団の使命の遂行のために使われる事になります。
・ロータリー財団の使命。7つの重点分野。
 財団の寄付にはどんな種類があるのか?どんなプログラムがあるのか?ポールハリスフェローって何なのか?など今後の会長報告でお話をさせて頂き、理解して頂ければと考えます。
 ロータリーは国際的な組織です。海外でその現地で額に汗し、涙流して、奉仕したい。しかし、仲々できない。そんな多くのロータリアンの寄付行為によって、ロータリー財団は開花しました。
 ぜひ、財団への寄付をお願いしまして、本日の会長報告とさせて頂きます。