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2010-2011年度会長報告

第3245例会 平成23年3月23日 会長報告 後藤 裕弘 会長

2011 年 4 月 19 日

後藤裕弘会長

先週はウィンザー様での創立記念日例会でしたが、この度の地震による被害者の方々のことを考え、派手なゲーム等は中止し、その分の予算を義援金に廻すことにさせていただきました。出席人数はいつもの例会とあまり変わりませんでしたが、皆さん仲間同士の会話は弾み、解散後もなかなか席を立とうとしない方が多かったようで、「これで良かった」という気持ちにさせていだだきました。

その時お話させていただきましたが、義援金のお願いが来ています。
2500地区からとロータリー財団からで、地区からの方は寄せられた義援金を全てガバナー会に送金してガバナー会で支援策を決定するということです。寄付金控除につきましては帯広クラブの領収証で大丈夫と茨木地区幹事に確認致しております。こちらの担当は合田倫佳会計です。
また、ロータリー財団が発足させた「ロータリー日本・太平洋諸島地震被害復興基金」については、ロータリー日本財団宛送金致しますので、寄付金控除は通常の寄付金と同様に間違いなく有効になります。
こちらの担当は小津昌博財団委員長です。ただし、この寄付はPHF認証の対象にはなりません。また、クラブ、地区の年次プログラムの総額にも含まれません。唯一含まれるのは個人の寄付は、寄付履歴に含まれ、大口寄付者認証に向けた寄付総額に含まれます。
この基金は、この度の被災地域における人道的支援と災害復興のプロジェクトのためのマッチング・グラントとグローバル補助金に使用されます。今日みなさまのボックスに申込用紙を入れさせていただいていますが、とりあえずいったんクラブでお預かりして、後ほど、みなさんにどちらを選ばれるか決めていただき、送金することにいたします。
前回も申し上げましたが、1923年9月の関東大震災のときには世界503のクラブから89,000ドル、今のお金にして約3億円が送られてきました。東京RCは、その義援金を、東京・横浜の小学校の再建や、被災者救護、殉職警察官遺族への援助などに使いました。さらに東京孤児院内に、新築1棟を寄贈して、「ロータリー・ホーム」と名づけました。なお10年後、東京RCは、このホームの修繕も行いました。3億円を503クラブで割ると1クラブ約60万になります。幸運にも、
当クラブの会員にはほとんど被害の無かったわけで、私達もそのへんを目安にして募金をすれば良いかと考えております。どうかよろしくお願いいたします。
先週、皆様に黙祷していただきましたが、犠牲者の皆様のご冥福をお祈りいたします。まだ全容は明らかにならず、毎日被害は大きくなっています。生活の基盤、家も職揚も失った方々のことを考えると、とても気の毒でなりません。私としてもこれ程大きな災害は、映画の中でしか考えた事がありませんでした。また、原発がこれほど脆い作りだと思ったこともありませんでした。
今後、日本で新しい原発を作ることができるでしょうか。どこが受け入れてくれるでしょうか。エネルギー資源の乏しい国で、低コストのエネルギーは現在のテクノロジーでは原発以外に無いと思われます。
エネルギーコストが高くなると、生産拠点を海外に移す企業が更に増えてしまいます。これから日本が発展していくためには、エネルギーはどうしても必要です。その辺を政府、電力会社がどう考えていくのか、とても心配しているところです。
以上、本日の会長報告とさせていただきます。